2015年03月09日

静岡オープン

昨日は私の地元である島田市で行われた第2回静岡オープンに参加してきました。今回は何といってもT梨九段とK倉五段が参加表明をされていたので、体調を万全に整えて気合いを入れて参加しました。結果を先に書くと

1回戦:K田2級 白 勝ち
2回戦:T田四段 黒 勝ち
3回戦:I藤二段 白 勝ち
4回戦:T梨九段 黒 負け
5回戦:K倉五段 白 負け
6回戦:T木三段 黒 勝ち

という感じで4勝2敗の4位(16人参加)でした。最終的な勝敗や順位は平凡でしたが、試合内容がとても良かったのでこの結果には満足しています。今まで1回も勝てなかった人に2人勝つことが出来たのも嬉しかったです。以下、内容を簡単に振り返っていきます。


・1回戦

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黒:K田2級  黒番
白:田中四段

K田さんはいつも私と当たると「四段の人になんて勝てるわけがないです」と口癖のようにおっしゃっているのですが、最初からそんな心構えでは勝てるわけがないと思いつつ、私自身もT梨九段に対して同じようなことを思ってしまっていることを反省するのでした。試合は野うさぎから上図で黒F3と打たれてほぼ決まりました。50−14で勝利。


・2回戦

150308T田.png
黒:田中四段  黒番
白:T田四段

最近あまり大会に参加していなかったT田四段ですが、この日はT梨九段が参加すると聞いて久しぶりの大会参加となりました。私は今までに1勝もしていない相手の中で一番多く負けていたのがこのT田四段で、過去の対戦成績は0勝8敗。しかしこの日の私はT梨九段と対戦するために気合いが入っていました。コンポスから12手目で外されたのですが、しっかり考えて序盤はほぼオール最善でついていくことが出来、この試合での石損は27手目の2石損と37手目の4石損だけ。T田くんも途中で負けを悟ったようで、「こんなことなら外さないで普通に打ってれば良かった」とつぶやいていました。上図は黒が左上で奇数空きを作って、下辺を処理して右下の3個空きで手止まりを打てば白にG2かB7を強制出来る、という狙いで迎えた局面です。しかし、ここに大きなトラップが隠されていました。これ、うっかり黒G7と打ってしまうと白F7で大変なことになりますよね。ここは冷静に黒B2と打ち、完全に勝ちが確定しました。50−14で勝利。
1勝もしていない人で次に多く負けているのは0勝7敗のN島四段とK納五段、0勝6敗のN森六段、0勝5敗のS藤四段といったあたりですね。何とか勝っていきたいものです。


・3回戦

150308I藤.png
黒:I藤二段  黒番
白:田中四段

I藤二段のことは私はあまり知らなかったのですが、やはり印象に残っているのは昨年の中部ブロック予選で強豪を次々と倒して全勝優勝したことですね。しかしこの時の私は、今まで1回も勝てなかったT田四段に勝てたのでもう怖いもの無しという気分でした。斜め取りしたら蛇を打ってきたので、どうしようか悩みましたが結局普通の進行を選択。ずっとほぼ互角の形勢ながらお互いに微妙な最善ではない手を打ち合いつつ迎えた上図。ここでH8と取ったのが結果として黒の敗着となりました。これは次に白H7と右辺での種石が出来たことで将来的に白がG2に打った場合に黒にH1H2を連打される心配が無くなったからです。白H7の次に黒B1に対して白G1が好手で、この先も上手く打つことが出来ました。37−27で勝利。


・4回戦

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黒:田中四段  黒番
白:T梨九段

3連勝でついにT梨九段との全勝対決が実現しました。公式戦での対局は実に5年ぶりで、当時まだ七段だった彼に対して私は9石しか残せなかったんですよね。この5年間でどれだけ成長することが出来たのか、自分の最大限の能力を引き出すことに集中して打ちました。コンポスからよく分からない進行で30手目まで引き分け進行だったようですが、以後少しずつ差が開いて迎えた上図。ここで私は長考の末、黒B2と勝負に出ました。対してT梨九段も時間をたくさん使って白B1に着手。その後の展開は私の狙い通りになったものの、52手目のT梨九段の着手があまりにもスムーズだったために、そのことで自分の負けを悟りました。24−40で敗戦。


・5回戦

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黒:K倉五段
白:田中四段  白番

この日は私も結構早い時間に会場入りしたのですが、その時にはすでにK倉五段が先に来ていました。時間があったので黒と白で1試合ずつ打ってもらったのですが、大会では白だったらK倉くんには縦取りするつもりでいたので、練習対局では斜め取りをしたんですよね。K倉くんは蛇を打ってきたので6手目で私が外して、そこからとても面白い試合になりました。その影響が強かったのか、結局大会でも縦取りをしないで斜め取りをしたのですが、K倉くんは蛇ではなく牛を打ってきました(泣; 何年か前にオセロ界で流行った「考えるのはお前の仕事だ!」という言葉がありましたが、まさにそんな試合展開になり、結局K倉くんはしっかり考えて完璧な手順で私の思惑を打ち砕いてくれました。上図はどこかいいところに種石さえあれば勝てるのになぁというような局面ですが、白G1以下、全て最善で応じても結局は勝ちが見えませんでした。しかし終盤の残り5個空き位のところで、K倉くんが隣で観戦していた誰かと石が足りないというようなことをつぶやいていたんですよね。私は必死にいろいろな手順を考えてみたのですが、どう考えても私のほうが足りません。結局分からずに、自分としてはこの手順が一番多く石が残るだろうという進行で打って30−34で敗戦。後で聞いたところ、足りないというのはこの試合の石数ではなく、決勝戦に行くための石数が足りないということらしかったです・・・・・・(汗;


・6回戦

150308T木.png
黒:田中四段
白:T木三段  白番

最終戦の相手は過去0勝3敗のT木三段。今までだと全く勝てる気がしなかったのですが、この日はとにかく相手が誰であろうと一手一手確実に打っていこうという意識が徹底していたので、ネズミを打たれても動じることなく上図までは完璧に応じることが出来ていました。ここで普通なら白はD6と打ってくるところでしょうけれど、T木三段が打ったのは何とビックリ白C6!完全に全消しを狙っている手です。しかし黒B3以下冷静に対処し、問題なく勝つことができました。53−11で勝利。

posted by たなか@とうかい at 22:54| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月04日

神奈川オープンを簡単に振り返る


【コメント返し】

・藤田さん

今週の土曜日は会社は休みになりそうなのですが、夕方からオケの練習があるので来月に定期演奏会を控えたこの時期としては練習休めないので犬山は行かれません(悲;
日曜日の静岡オープンは高梨九段や上倉五段が参戦予定らしいので、そちらで頑張ります!


【本文】

今日は神奈川オープンの6試合を簡単に振り返ってみたいと思います。


・1回戦

150301T屋.png
黒:T屋五段  黒番
白:田中四段

この日は白番だった場合は縦取り縛りをしていたのですが、色を選べない大会なので4試合も白が回ってきてしまいました。ロジステロから25手目に黒に悪手があって、優勢のまま迎えた上図。ここは黒B1でも黒B8でも白H3でまぁ勝てるだろうと思っていたのですが、長考したT屋五段はここで黒H6!続く白H4に対して黒G7と打ってきました。私が「T屋くんが壊れたぁ〜〜〜!!」と言うと、「だってもう他どこ打ってもダメですから」と返されたのですが、こういう手を打たれたことで私の思考能力にも変調を来たされたのか、終わってみたら33−31とギリギリ2石差勝ち。ちなみに上図での黒H6は解析したら何故か最善でした(汗;
T屋五段恐るべし・・・・・・・・


・2回戦

150301Y崎.png
黒:田中四段  黒番
白:Y崎四段

コンポスから私はオール最善手を打ち続け、迎えた上図。ここで黒E3と打ち、白E2と打たれてからよく考えてみたら右下のX打ちしか手がないではないですか。おかしいなぁ、なんでこんな状況になっているんだろう・・・・・と不思議だったのですが、試合はなんとか36−28で勝利。試合後に解析したら、理由はすぐに分かりました。上図は白がC1に打ってD2の石を返したところなのですが、そもそもこんな手が成立しないんですよね。最近序盤のBook進行時に相手の間違いに気づかずにそのまま打ち続けてしまうケースがいくつか発生していますが、改めてしっかりチェックする習慣を身に着ける必要性を感じた次第であります。


・3回戦

150301K倉.png
黒:K倉五段
白:田中四段   白番

この試合もロジステロからよく分からない進行で迎えた上図。ここで白B8、白C8、白D8について検討したのですが、左下に白から入れない5個空きを作るのが嫌で白D8黒B8白C8黒G8白H2という進行を却下してしまいました。結局はC8を選ぶのですが、いきなりC8に打つと黒D8白H3に対して黒H2ではなく黒G7と打たれて困ると思ったので、上図で白H3黒H2の交換を入れてから白C8と打ち、黒D8に白G7と打って偶数を心掛けました。しかし黒H8白G8黒B7とされてみると白A8と取るわけにもいかず、結局連打を避けるために白B1と打つしかなく、あとはどうにもならず23−41で敗戦。


・4回戦

150301K野.png
黒:K野三段  
白:田中四段   白番

この試合はリーダーを打たれたので、一応リーダーで四段になった私としては負けるわけにはいかないという気持ちになるのですが、上図で白G1と打ったのが危険な瞬間でした。しかしこれ、問題として出されても黒は難しいと思います。次に黒A6と打たれて再度逆転、あとはそのまま33−31で勝ちきることが出来ました。この試合は内容的にこの日一番面白かったです。


・5回戦

150301O森.png
黒:O森六段
白:田中四段   白番

O森くんに白で縦取りするとブライトウェルにされるのは分かっていたのですが、まぁこれも勉強だと思って諦めて縦取りしました。途中から優勢だと思って打っていたのですが、実際はほぼ互角だったようで、上図で白A1と打ったのが敗着となりました。こういう上辺の形は右辺や左辺を取られてA1またはH1と取られても上辺は確実に守ることが出来るので、無理にライン通しを警戒する必要はなかったわけです。25−39で敗戦。


・6回戦

150301S原.png
黒:田中四段
白:S原初段   白番

公式戦でみみ虎を打ったのは久しぶりでしたが、難解な中盤戦を経て迎えた上図。ここで白G7と打たれて初めて勝ちを確信。黒H8白G8黒G1として逆偶数になるのが確実になりました。上図ではG2のほうに打たれると厳しかったです。41−23で勝利。


白の縦取り縛りは昨年の川越順位戦以来でしたが、これは本格的に縦取りオセラーになったほうがいいのかも、と思うようになってきています。当分はその都度、使い分けて打っていきたいですね。

posted by たなか@とうかい at 21:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月02日

神奈川オープン


今日は神奈川オープンに参加してきました。会場がミューザだったので車ではなく電車で行ったのですが、先々週の倉敷、先週の兵庫と続けて交通費を使いすぎてしまったので、今回は行きだけでも新幹線を使わず鈍行で行きました。所要時間にして1時間半近く多くかかるのですが、東海道線で熱海で1回乗り換えるだけで川崎まで行けるので、寒い時期さえ超えればこっちのほうがいいかもしれませんね。昼食にI田四段と食べたリンガーハットのちゃんぽんが冷えた身体に心地よかったです。


DCIM0085.JPG

会場に着くとT屋五段が最近話題の「The Othello」を新しく買ってきたということで、早速打たせていただきました。正直な感想としては石が返しにくい、石の収納がビニール袋、という難点はありますが、1,400円という価格は頑張ったのでしょう。でも確かオセロの特徴って「緑の盤面に黒い線」じゃなかったかなぁ・・・・・
試合のほうは盤の持ち主の初試合で勝たせていただくという申し訳ない結果でしたが、まさかT屋五段とこの後1回戦で当たるとは不思議なものです(汗;


というわけで神奈川オープンの結果はというと、

1回戦:T屋五段  白 勝ち
2回戦:Y崎四段  黒 勝ち
3回戦:K倉五段  白 負け
4回戦:K野三段  白 勝ち
5回戦:O森六段  白 負け
6回戦:S原初段  黒 勝ち

という感じで4勝2敗の11位でした。今日は先週の反省からカウンティングを正確にきっちりすることを心掛けました。内容はまた後日書いていきたいと思います。

それにしても優勝したF地くん、強いですねぇ。伏石出来る内に早く対戦してみたいのですが、次の名人戦で抜かされそうな勢いですね。

posted by たなか@とうかい at 00:02| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月27日

兵庫オセロの勉強会2015春を簡単に振り返る


【コメント返し】

・拓冬蛍さん

3回戦か4回戦で私がしっかり勝ちきっていれば対戦出来たんですけどね(汗;
最初に当たる時はメチャメチャ緊張しそうです。。。。。
あと、御指摘ありがとうございました。後でこっそり直しておきますね♪


【本文】

今日は兵庫オセロの勉強会2015春を簡単に振り返っていきます。

・1回戦

150222T口美.png
黒:田中四段
白:T口3級   白番

1回戦の相手はT口さん。T口さんは3人姉妹とのことで、私は今回が初対戦。最初は大阪盤聖戦の時にいらっしゃった3人兄弟の方とごっちゃになっていて、お父様に失礼な間違い発言をしたかもしれません(汗;
試合のほうはリーダーから上図で白A5と打ってきたので黒D2と打って一気に優勢になったのですが、これって自分が白番だとどこに打ったらいいのか難しい局面ですね。以後は優勢を拡大し、54−10で勝利。


・2回戦

150222K井.png
黒:田中四段
白:K井初段   白番

飛び出しから私の知らない進行にされたものの序盤はオール最善で返していたのですが、右辺に出来た2個空きに自分から手をつけた手が悪かったようで、そこから苦しい展開のまま迎えた上図。白A7以降自分が負けなのは分かっていたのですが、ここでK井くんは何と白B7に打ってきました。観戦していたY田さんも驚きの一手で、42−22と何とか勝ちを拾ったのでした。


・3回戦

150222K上.png
黒:田中四段   黒番
白:K上三段

いつか対戦したいと思っていたK上さんとの対戦はリーダーからほぼ互角の展開で迎えた上図。これは私には分かりませんでしたよ。ここは黒H5と打ってそのH5の石をF7への種石にしつつ、白が先にF7に打ってきたら黒B1とさばいて黒完勝らしいですが。実戦では黒A8と取り、白B8に対して黒がH4に打っても斜めが返らないように白にF7とH8の2手を打たせるために黒A2、黒B1と打ったのですが、どうにもなりませんでした。29−35で敗戦。


・4回戦

150222T口凛.png
黒:T口1級
白:田中四段   白番

ヨーグルトプリンから9手目に返し忘れがあって、以後未知の展開に。中盤から終盤にかけてどちらが優勢なのか分からないような接戦で迎えた上図。ここでなるべく読みを簡単にしようという悪いクセが出ました。とりあえず白G2白B7と打てばラインが通るので黒B8指定打ちで白A8白G8黒H7白H8となった場合についてカウンティングしてみたのですが、最後にH8と打った時にホワイトラインが通っているのにG7の石も返す前提でカウンティングしてしまったために、これで分け勝ちならそれでいいと思ってしまったのが失敗でした。上図白G2は盤面最悪手で唯一の負け筋で、31−33で敗戦。


・5回戦

150222U田.png
黒:田中四段
白:U田二段  白番

コンポスから、私が知らない最善進行に対処出来ず劣勢のまま試合は進んでいき迎えた上図。ここで白B4と打ったのが敗着らしいのですが、これも難しいですね。白は将来的にB8〜G3ラインを黒で通させることによって白H2と打ってもG3の石が返らないように打っていくのが唯一の勝ち筋のようで、そのために白B5黒B6白B4黒C7という手順があるようです。実戦の白B4以後の私はほぼ完璧な手を打ち続け、37−27で勝利。


・6回戦

150222T屋.png
黒:田中四段  黒番
白:T屋三段

カングから迎えた上図で、B5への種石を作るために黒F1なんて打っているようではダメダメですね。結局最後まで見せ場も無く、20−44で敗戦。


posted by たなか@とうかい at 23:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月24日

兵庫オセロの勉強会2015春


昨日は兵庫オセロの勉強会2015春に参加してきました。結果は

1回戦:T口美3級(かな?) 黒 勝ち
2回戦:K井初段       黒 勝ち
3回戦:K上三段       黒 負け
4回戦:T口凛1級      白 負け
5回戦:U田初段       黒 勝ち
6回戦:T屋三段       黒 負け

という感じで3勝3敗でした。ここ最近の、終盤で優勢を維持出来ずに負けという負け方ではなかったので、いろいろな意味で吹っ切れましたし、疲れたけれど楽しかったです。内容についてはまた、次回大雑把に振り返っていきたいと思います。

それにしても優勝した蛍くん、しっかりした手を打ちますねぇ。彼がO村二段やK上三段と対戦した試合の終盤を見ていたのですが、これは中盤までにしっかりリードしておかないと勝てないなと正直思いました。山崎兄弟とは結局今回も対戦することが出来なかったのですが、それだけにいつか当たるであろう対局を思うことが今後も関西方面の大会に行くモチベーションアップの理由になるのではないでしょうか。私も頑張ってライバルになれるだけの実力を身に着けたいものです。

しばらくは西の方への大会参加予定は無いので、関西の皆さん、全国名人戦でお会いしましょう。
posted by たなか@とうかい at 00:08| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月17日

岡山オープンを振り返る

今日、会社で来年度のカレンダーが配られました。5月6日が休みだったら5月5日の広島耐久戦に出たいなぁと言っていたのですが、カレンダーを見たら6日どころか5日も出勤日になっていました(泣;

これもある意味、耐久戦ですね。。。。。。。


さて、今日は岡山オープン6試合を簡単に振り返っていきたいと思います。


・1回戦

150215K野.png
黒:田中四段
白:K野1級  白番

1回戦の相手は大会結果でよくお名前だけは見ていたK野1級。御本人はそんなにたくさん大会は出ていないとおっしゃっていましたが、岡山オープンはかなり続けて出られているようです。
試合はカングから私が最善進行を嫌って外したものの、序盤はほぼ完璧に対応されて難しい試合となりました。上図は黒の私がA3に打ったところですが、これを打ってから白A2と取られてもB3の石が返らないのでストナーにはならないことに気づき、それではA2と取られたらどう対処しようと考えていたところ打たれたのが白G5。黒A5と取って一気に優勢となり、あとは紛れることなく51−13で勝つことができました。


・2回戦

150215U.png
黒:U二段
白:田中四段  白番

この大会に参加した一番の目的は、岡山オープン三連覇中のU二段と対戦することでした。1回戦の組み合わせ発表の時に、抽選くじの番号が私は13番でU二段が14番だったので当たるのかと思っていたら組み合わせは数字の順番通りではなかったのですが、2回戦で当たることが出来たのは嬉しかったですね。
野いちご定石から先に外されたのですが、自分で微妙かなと思いながら打った手が好手だったようで、黒にはそんなに目立った悪手があったわけでもないのですが上図ではハッキリ白が優勢になっていました。この盤面に至る過程では白はF7に打って黒H3白H2黒G6のように進む展開を考えていたのですが、ここで白がG6から打つことによって黒がF7に打った場合には白G8で詰ませることが出来ることに気が付きました。あとは一手だけひどい石損をしたものの41−23で勝利。


・3回戦

150215Y.png
黒:Y初段   黒番
白:田中四段

2回戦が終わってから隣のトップテーブルで行われていたY初段vsH田初段戦を見ていたのですが、Yさんの強さが際立っていました。Yさんは棋譜を取っていたので、こっそり見させていただいたのですが、飛出しに対して私には難しすぎる進行で白で対処されていたので、もし私が黒だったら飛出しだけは打たないでおこうと決めていました。対戦前に世界選手権でお名前を見たという話をしたら謙遜されていましたが、実際Yさんはかなり強かったです。この日の6試合の中で内容的に一番苦しかったのはこの試合でしたからねぇ。
伏石で黒を取られてしまったので最初の懸念事項は無くなったのですが、斜め取りしたら飛出しを打たれてしまったと思いました。最善進行から途中自分から分かっていて外したものの、次第に劣勢になっていき、途中もう自分では負け手順が分かるところまでいったものの、完全にトドメをさされずに誤魔化して迎えた上図。これは終盤問題としてはとてもよく出来ていると思います。実際はここで敗着を打ってもらって36−28で勝つことが出来ましたが、とても面白い試合でした。


・4回戦

150215S井.png
黒:S井五段
白:田中四段  白番

3回戦を終えて全勝がS井五段、O坪二段、私の3人。石数で並んでいたので私はS井五段と当たりましたが、隣のテーブルではちょっとした事件があって、O坪二段が64石勝ちということになっていました。これはかなりのプレッシャーでしたねぇ。とはいえ目の前の試合に集中しなければいけません。
桜井バッファローを打ってもらうために敢えて白番を選び、実際にその通りに進んで途中から優勢になっていきました。上図は黒がC7に打ったところですが、白はここに至るまでいつ白A3と打とうかとタイミングをずっと伺っていました。しかし魔が刺すっていうのはこういうことなんでしょうね。白B8と打てば黒A8に白A3で黒はD8に入れない、なんてアホなことを考えてしまい、B8に打ったのが敗着になりました。白A3と打ってB3の石が白くなったので、次に黒B2と打たれてD8への種石が出来てしまいました。しかも自分から先にD8に打つとF6の石が白くなってG7に入れなくなるという悲劇・・・・・結局24−40で負けました。


・5回戦

150215A利.png
黒:田中四段  黒番
白:A利初段

1敗してしまいましたが、この大会は3位までに入るとメダルがもらえるとあって、気を引き締めていきました。コンポスから私の嫌いな進行でしたが、上図はまだ普通にBook進行らしいですね。白にE7もF3も打たれるのが嫌だったのですが、天秤にかけた結果F3と打って白F7ならばF6の石が白になるので黒G4と打とうという考えでまとめました。しかし白はF7ではなくE2とおつきあいして下さったので、黒F7と先着して優勢になりました。この試合はここからもずっと自分としては上手く打つことが出来て、会心の試合だったと思います。45−19で勝利。


・6回戦

150215O坪.png
黒:O坪二段  黒番
白:田中四段

5回戦ではS井さんがO坪くんに勝ったために、自力優勝が無くなったばかりかこの試合に負けると3位以内に入れないことが確定となりました。白になったので斜め取りに対して3手目に変な手を期待したのですが、結局普通の3手目からバッファローを打ってきました。お互いに最善ではない微妙な手をいろいろ打って難しい展開ではあったのですが、上図でO坪くんはC7に打とうかというような素振りをみせていたので、さすがにそれはないでしょう〜と言ったのですが結局C7と打ってきたので白B8と取り、この試合はもう負けられないと思いました。実際あとは危ない場面も無く、42−22で勝利。

posted by たなか@とうかい at 23:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月16日

倉敷は遠かった・・・・・・

DCIM0078.JPG


今日はクラシック音楽の聖地(?)、倉敷で行われた岡山オープンに行ってきました。

朝4時半頃に目が覚めたので、リバーシ大戦で九州の某1級の方と対戦してから家を出ました。島田駅を出る下り始発電車は5時27分発で、その次が5時42分発。掛川からこだま号に乗るのにはどちらに乗っても一緒なのですが、普段から時間を早め早めに行動している私は大抵27分発に乗るものの、今日は寒いこともあって42分発を目指して家を出ました。切符を買う時間のこともあるのでちょっと早めにして島田駅に着いたのが5時29分頃。その時、ホームにはまだ27分発の電車が停まっていたのですが、その時は特に気にしていなかったんですよね。そして倉敷までの往復の切符を買って改札の中に入り、電光掲示板を見ると菊川駅〜掛川駅間で人身事故があって10分おくれ、と表示されていました。ホームにいると寒いので、改札に戻ってしばらく待っていたら、突然電光掲示板が消え、しばらくしてから運転見合わせの表示が出てきてピンチ到来!このままではいつ動くかも分からないので、駅員さんに言って改札の中に入ったことを無効にしてもらい、急遽タクシーで3つ隣の掛川駅まで行くことにしました。運転手さんがとても良い人で、急いでくれたので何とか掛川駅で予定のこだま号に乗ることが出来たのですが、タクシー代だけで7千円というのは大きいですねぇ。まぁ倉敷まで往復するだけで3万円以上かかるので、背に腹は代えられません。

DCIM0077.JPG

タクシーで掛川駅に着く直前、線路沿いを走っていたらちょうど寝台特急が立ち往生している現場の横を通りました。この事故、午前4時5分に発生したらしいのですが、誰がこんな時間に線路に入ったりするんでしょうねぇ。

まぁそんなわけで無事会場に到着し、賑やかな中で大会は開催されました。

DCIM0080.JPG

結果は5勝1敗で2位。3位までがもらえるというメダルをいただきました♪
内容についてはまた後日書きたいと思います。優勝はS井五段でした。おつよい!

アフターに行く前に乗り換え案内を確認するために見たら、東海道新幹線が新横浜〜小田原駅間での線路沿い火災のためにストップしているという情報が書いてありました。アフターはK本五段、O村二段と行ったのですが、家に帰れないと困るのでちょっと早めに切り上げることに。ちょっと残念でした。
ところが岡山駅に着いてみたら下りは大幅に遅れているのに、上りは5分遅れ程度でほぼ通常通りに運行されているようで、事前に切符を買っておいた列車で帰ることにし、岡山駅で1時間近く時間があったのでついおみやげをたくさん買ってしまいました。

DCIM0079.JPG

ところが安心するのは早かったようで、のぞみ号はほぼ定刻で運行しているのに、名古屋まで来てからこだま号がなかなかやって来ません。ホームの待合室も人がいっぱいだったので、あの寒いホームに長時間、震えながらずっと待っていました。寒かった。。。。。。

幸い掛川駅では東海道線が新幹線に合わせて出発を遅らせてくれたので、無事に帰ってくることが出来ました。それにしても行きも帰りもこういったトラブルに会うなんてこともあるんですね。改めて時間に余裕を持った移動を心掛けたいと思いました。

今日はみなさん、お疲れさまでした!

posted by たなか@とうかい at 00:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月08日

静岡県名人戦


【コメント返し】

・藤田さん

今度は荒木さん対策を是非是非お願いします〜(^o^)/


【本文】

今日は静岡県名人戦に参加してきました。元々は参加出来ないはずだった大会とはいえ、5連勝で決勝まで行ったのに最後で負けてしまったので、やはり優勝出来なかったのは悔しかったですねぇ。

1回戦:I崎五段 白 勝ち
2回戦:M井二段 白 勝ち
3回戦:A木五段 白 勝ち
4回戦:N木三段 黒 勝ち
5回戦:E本四段 黒 勝ち
決勝戦:A木五段 黒 負け

という感じで5勝1敗の2位でした。


・1回戦

150208I崎.png
黒:I崎五段   黒番
白:田中四段

黒好きの私ですが、I崎さんとの対戦はいつも分け勝ちを取るとI崎さんが黒になります。でもI崎流はしっかり研究しているので白でも苦ではないのですが、この日はここでI崎さん、I崎流ではなく黒F4に打ってきました。その後しばらく最善進行でしたが、I崎さんのほうが先にBook切れしたのであとは優勢に進めて43−21で初戦を勝つことが出来ました。


・2回戦

150208M井.png
黒:M井二段
白:田中四段  白番

M井さんとの試合も私はいつも白になります。そしていつもと同じで今回もバッファローだったのですが、上図で私が白B6と打ったのは危険な瞬間でした。黒がA1と取ってくれたのでB2B1と連打することが出来ましたが、白B6に対して黒B7と打たれると厳しかったです。39−25で勝利。


・3回戦

150208A木1.png
黒:A木五段   黒番
白:田中四段

伏石で分け勝ちを取られたので、普段の私ならここで黒を取るところなのですが、決勝でまた当たるような気がしたのと、あとはいつも黒とばかり言っていると白が好きなA木さんは色ではなく分け勝ちをいつも取ってしまうだろうという予測から、この試合は白を自ら選びました。田中流を使ったものの今回は引っ掛からず、上図は微妙な形勢。ここでA木さんが打ったA8が黒の敗着となりました。黒はG2から打っていればまだ引き分け形勢だったようです。あとは双方最善で33−31で勝利。


・4回戦

150208N木.png
黒:田中四段   黒番
白:N木三段

ここで昨年の静岡県名人との対戦。コンポスの知らない形ではあったのですが、コンポスの雰囲気で何となくここかな?というところを無難に攻めていきました。しかし上図で白G7を強制させるために打った黒A4が悪手で、ここは黒H1と取っていれば次に白G7と入られても黒F1で白はE2に入れないので分かりやすい勝ちだったんですよね。この黒A4で2石差まで詰まってしまいましたが、あとは最後まで互いに最善手を打って33−31でギリギリ勝つことが出来ました。


・5回戦

150208E本.png
黒:田中四段   黒番 
白:E本四段

4回戦を終えて全勝は私だけ、1敗はA木五段とE本四段だけだったのですが、E本さんの石数がかなりマイナスだったので、この試合は負けても7石残せば決勝には行かれるという対局でした。ワンサイドゲームにならないように飛び出しや蛇等は使わず、安全に牛定石を選びました。E本さんは水戸のW辺初段に以前使われた進行で打ってきたので、私も覚えたての進行で返して途中優勢だったのですが、上図で黒F8と打ったのが危険な瞬間でした。こんなの普通分からないよっていう難しい進行で白には勝ち筋があるのですが、それを使われることもなく51−13で勝つことが出来ました。


・決勝戦

150208A木2.png
黒:田中四段   黒番
白:A木五段

決勝は5回戦までの成績が上位の人が色を選べる権利があったので、この試合はさすがに黒を選びました。ボンド定石から先にA木さんから外してきて、迎えた上図。最初は黒G3を考えたのですが、難しそうなので途中から黒G7を検討。白がH7でもH4でもH3でも勝てると判断してG7に打ったのですが、唯一全然読んでいなかった白G8と打たれてからまずいということに気付いたのですが時すでに遅し。あとはずっと双方最善進行で30−34の敗戦。今年もまた2位に終わりました。伯母さんごめんなさい・・・・・

優勝されたA木五段、おめでとうございます!全国名人戦では共に東海ブロック旋風を巻き起こしましょう〜(^o^)/
posted by たなか@とうかい at 21:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月06日

台湾オープン中止

今日から3日間、会社の社員旅行で台湾に行く予定だったのですが、柏に住んでいる伯母が亡くなって急遽、台湾行きをキャンセルして今は柏に来ています。今日がお通夜で明日までこちらでいろいろあるのですが、日曜日は特に予定もありません。
これはもしかしたら伯母が私に、東海地区名人を頑張って取りなさい!というメッセージを送ってくれたのかもしれませんね。
東海地区名人戦には行かれないと先日言いましたが、行かれるようだったら参加したいと思います。

posted by たなか@とうかい at 23:39| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月30日

水戸黒獅子戦より


今日ようやく昼休みに郵便局まで行って名人戦の申し込みを済ませてきました。今年の名人戦は目標何勝と言う以前に、ちゃんと会場に到着してオセロをすることが出来ればいいのですが。。。。。

ちょっと間が空いてしまいましたが、水戸黒獅子戦の内容について簡単に振り返っていきたいと思います。


・1回戦

150126N村.png
黒:田中四段  黒番
白:N村2級

初戦の相手のN村くんはなんと!あのA木くんのお弟子さんというではありませんか。いつもA木くんにボコられている憂さを晴らすかのように、この試合では得意の野いちごから上図ではほぼ詰んでいる状態です。しかし詰めの甘い田中四段、ここで黒F1と打つことが出来ず、結局黒D3以下逆転されるような悪手は打たなかったものの、最後まで決めきれずに35−29で勝利と、何とか乗り切ったのでした。


・2回戦

150126Iずみ.png
黒:田中四段 
白:Iずみ四段  白番

Iずみ四段相手にコンポスになったのは今回が初めてでしたが、中盤上手く打たれて上図はかなり黒としては苦しい局面。白B2と打たれたらどうしようかと悩んでいたところ、Iずみさんは白B7と打ってきました。しかしこれでは黒B5と打った時にD7の石が黒になるので、次に黒G7とホワイトラインを通す手が有効になり(B7の石が返らなくなるので)、ホワイトラインを切られても黒H7と先着しながらブラックラインを切ってA8に先に入ることが出来るので勝つことが出来ました。38−26で勝利。


・3回戦

150126T中.png
黒:田中四段  黒番
白:田中四段

2回戦を終わって早くも全勝は田中四段と田中四段の2人だけ。Iずみさんは、この試合で負けたほうが偽物の田中四段だとおっしゃるし、気合いの入るところです。
上図は白の田中四段がC8と打ってきたところ。この手は私にとっては意外で、当然白はB6に打ってくるものだと思っていたので、なんかこのB6に打たないと損するような気になってしまったんですよね。ここで黒B6と打ったのが敗着となりました。白が先にB6に打ってくれてれば黒はG7は打てなくてもB7には多分打てていたと思うんですけどね。28−36で田中四段の勝利。


・4回戦

150126W辺.png
黒:W辺初段  黒番
白:田中四段

水戸の大会に行くと対戦カードにその日の目標を記入する欄があります。この日の私の目標は「伏石で全試合黒をゲットする」だったのですが、引き分け有りなので自分から色を選ぶことが出来ないこの大会、気合いで黒を引き当て続けたものの唯一黒をゲット出来なかった相手がW辺くんでした。W辺くんには前回の水戸定例会で最終戦で優勝を阻止されているのでリベンジしたいところだったのですが、打ち進める度に形勢は苦しくなっていく一方。詰まされないようにギリギリのところで打っていたつもりだったのですが、いつの間にか互角の形勢になっていたようです。そして迎えた上図でH1と打ったのが黒の敗着となりました。ここでは黒H5と打つのが上手い手で、これだと引き分け進行ながら白の私は多分間違っていたと思います。最後は偶数の恩恵を受けながら37−27で勝利。


・5回戦

150126I倉.png
黒:田中四段  黒番
白:I倉五段

今年すでに3回目の対戦となるI倉五段戦は神奈川オープンの時と同じように縦取り殺されから途中、前回と違う進行を私から選んでみました。微妙に劣勢のまま終盤まで突入してしまい、迎えた上図で私は黒B1と打って次にH8H7の連打を狙ってみました。対して白はG1と打ったのが敗着となりました。試合後に聞いたところ、結局白C1と打ってH7への種石を作っても左上が逆偶数になるからとのことでしたが、白はB2と打つのが唯一の勝ち筋だったようです。36−28で勝利。


posted by たなか@とうかい at 22:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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