2014年09月17日

王座戦より5回戦


・王座戦より5回戦


140907S藤1.png
黒:田中(四段)  黒番
白:S藤五段

今年の5月の連休中に京都オープン→兵庫スーパーリーグ→犬山オープンと3日連続で遠征したのですが、これは兵庫スーパーリーグでの出来事でした。5回戦を終えて私は2勝3敗の石数合計が149。参加者が13人だったので、最終戦が不戦になるかどうかギリギリのラインでした。そしてまだ対局中だったS藤五段とM本四段の試合は2人とも2勝2敗で、M本四段の石数合計が128、S藤五段のほうは対戦カードが見えないところに置いてあったので分かりませんでした。とりあえずM本四段が負けた場合、石数が22石以上だと私の最終戦不戦が決まってしまうわけですが、この試合はM本四段が33−31で勝ちました。そして敗れたS藤五段の対戦カードを見ると・・・・・石数合計欄に150と書いてあるではないですか!そう、1石差で私のほうが少ないために最終戦が不戦になってしまうのです(ToT) 兵庫まで来て最終戦が不戦とは・・・・と落ち込みましたが、何かの間違いで計算ミスとか無いかなぁ?と最後のあがきで確認したところ、あれっ??
S藤五段の4回戦終了時の合計石数欄に117と書いてあったのですが、7の数字のところに微妙に線が入っていて9にも見えるようになっていて、最終戦31石を足すと本来なら117+31=148のところ、間違って119+31=150と計算されていたわけです。これで一気に形勢逆転!可哀そうなS藤五段は最終戦不戦となり、一人先に帰っていきました(汗;
この時はS藤五段と私は4回戦で対戦したのですが、S藤五段との対戦はこの時以来だったので、非常に嫌な予感がしたんですよね。いえ、私は別に悪いことをしたわけではないのですが、O本九段やY田二段達が”田中さんひどいことするなぁ〜(笑)”とか言うものですから、つい気にしてしまいました。
さて、前置きが長くなりましたが、試合のほうはコンポスから白C7まで私の知らない変化をされ、何だかコシポスを白で打たれたような微妙な気分に浸っていました。次の黒E3に対して白C5は即打ちでしたが・・・・(下図)


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黒:田中(四段)  黒番
白:S藤五段

ここで私が打った黒G4に対してS藤五段が考え始めたので、何となく自分が打ったのは悪手だったのかな、と思いました。しかしここからしばらくは良い感じで打てていました。


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黒:田中(四段)  黒番
白:S藤五段

ここでは白にH4と打たれたくなかったので、作戦としては黒H4から白H5黒H6白H7黒G6として白に手を渡せば、白はH2に打つと黒がE7に打てるようになるし、かといって白がE7に打つと黒はB6に打てるようになるので、それで良いと思っていました。


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黒:田中(四段)  黒番
白:S藤五段

ところが実際に白H7まで進んでみると、黒がE7に打っても白はG6に打つための種石がありません。黒もG6への種石はD3しかないのですが、白がこのD3を消すのもあまり良い手はなさそうだし、かえって上辺を悪い形にするだろうと何となくイメージで思ってしまったんですよね。黒E7は全然悪手ではないのですが、実際にはこの路線変更が私にとっては敗着だと今でも思っています。


140907S藤5.png
黒:田中(四段)  黒番
白:S藤五段

黒E7に対してS藤五段は白F1と種消しをしてきました。これって黒D2って打つと白D1と打ってくるのかな?でもそれって白悪いんじゃないかな?と思いながら黒D2と打つと、やはり白はD1と打ってきました。そして黒には案外良い手が無いことに気が付いて愕然としたのです。


140907S藤6.png
黒:田中(四段)  黒番
白:S藤五段

そしてここで何気なくC1と打ったのがド敗着となりました。自分の思い通りの展開にならないと浅い読みでつい軽々しく悪手を打ってしまう悪い癖が出てしまいました。あとは全く良いところなく27−37で敗戦。こうして五段昇段への夢も消えてしまったのです。
posted by たなか@とうかい at 22:43| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
僕はオセロ界の新しい因縁に立ち会ってしまっていたのですね
Posted by 松本(中部) at 2014年09月18日 21:23
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