2014年09月12日

王座戦より4回戦


・王座戦より4回戦


140907T橋1.png
黒:T橋四段
白:田中(四段)  白番

4回戦の相手はT橋四段。T橋さんは私と同じ時期に大会に出始めたようですが、2008年4月に私が札幌定例会に日帰りで行った時には参加されていなかったので、今回が初対戦。他の5試合が最低でも過去3回は対戦している人とだったので、こういう滅多に対戦する機会の無い人と当たるのは嬉しいものですね。
試合は2回戦と同じ蛇進行で進み、27手目で黒D7と違う進行になったところが上図。白A3は当然の一手ですが、次に黒C7と打たれてちょっと悩みました。(下図)


140907T橋2.png
黒:T橋四段
白:田中(四段)  白番

第一感は白B7のライン通しなのですが、黒B2と打たれると次に黒G3の手も発生するし、ホワイトラインを切るのも形が悪そうだし、左下も連打形になるので決断出来ず、白C7と打ってしまいました。そこで黒B2と打たれて困ってしまったわけです。(下図)


140907T橋3.png
黒:T橋四段
白:田中(四段)  白番

ここで白D8と打ってしまうと左下の中辺が全部白石になるので、黒B7と打たれてこの6個空きで何回打たれるか分からないような怖さがありました。本当にこの手順をしっかりと読んでいれば、黒B7には白F5で黒としては左下の空きへの有効な種石が無いので全然怖くないということが分かったかもしれないんですけどね(私の実力では多分分からなかったと思いますが)。そして私が打ったのは、とりあえずなるべく相手の手を増やさないという意味だけで考えた白H5でした。当然黒はH4と付けてきて、次の白G5に黒はH6と取ってくるだろうと思っていたらG3の方に打ってきたので、これはまだ少し勝負出来る余地が残っているかもしれないと思いました。(下図)


140907T橋4.png
黒:T橋四段
白:田中(四段)  白番

しかしそれにしてもロクな手が無いですよね。結局ここで仕方なく白D8と打つことになるのですが、こんなことなら最初の時にD8と打つべきだったと後悔しても後の祭り。しかし次の黒A5が疑問手で、白G6以下私も粘っていきました。


140907T橋5.png
黒:T橋四段   黒番
白:田中(四段)  

そしてここでF7と打ったのが黒の敗着となりました(私でもF7と打ってしまうと思います)。これ、黒G7なんて打てる人、どれ位いるんでしょうねぇ?


140907T橋6.png
黒:T橋四段
白:田中(四段)  白番

ここで私は白B7黒A2白A1黒B2白H7黒H6白H3となった場合についてカウンティングをして足りると判断し、B7に打ち込みました。7列の石さえ白で通してしまえば大丈夫だと思っていたんですよね。するとT橋さんはA2ではなくB2の方に打ってきました。(下図)


140907T橋8.png
黒:T橋四段
白:田中(四段)  白番

当然ブラックラインを切断するためにA2と打ってくることしか予想していなかった私は焦りましたが、ここでまた冷静にカウンティングをしました。偶数理論ってとかく先に打たされる方が不利で後から打つほうが有利だという考え方ですが、この試合では先に打つ方が打つ場所を決められる有利さがあるということを教えてもらったような気がします。ここでは7列を白で通すことが絶対条件で、これが出来ないと最後に黒A7と打たれて負けることになります。そうなると左上の2個空きは黒にA2と打たせるとF7の石が黒くなってしまうので、必然的に白はA2に打つ流れになり、そうなると右上は種石を維持するためにH2に打つという考えで、白H7黒H6白H2黒H3白A2として、あとは一番多そうな手順である黒A1黒B8白A8黒A7でも33石残ったので、他の手順も一応確認して勝ちを確信。試合もこの手順で最後まで進みました。33−31で勝利。

posted by たなか@とうかい at 23:32| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
たなかさんおつかれさまです(*^_^*)ノ☆
Posted by 〇●I手●〇 at 2014年09月15日 06:40
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