【コメント返し】
・神奈川ネットオセラーさん
どうやら人違いのようです。田中四段という肩書の人がオセロ界には3人いるので紛らわしくてすみません(汗;
私も以前は神奈川に住んでいたのですが、12年前に静岡に引っ越してきました。
有能コンピとの棋譜も見せていただきましたが、私よりもずっと強くて羨ましい限りです。終盤あの5個空きは何となくH2に打ちたくなってしまう形ですよね。こういう失敗を次の対戦につなげていきましょう〜(^o^)/
・にしみねさん
いえいえ、思ったよりも早く帰宅することが出来たので、書けるうちに書いておこうという感じで速攻で書きました。風呂はその前に入りましたけどね(汗;
そして対戦のほうですが、遅くなってすみませんでした。今日はしっかり振り返っていきますよ〜(^o^)/
【本文】
・京都オセロクラブ定例会より5回戦

黒 N峰二段
白 田中(四段) 白番
3勝1敗同士で迎えたこの一戦ですが、意外なことにN峰さんとは公式戦の対戦は初めてでした。N峰二段は学生時代、モデルのバイトの書類審査を通過した経歴の持ち主なのに何故か未だに彼女がいない不思議な人で、このオセロ界きってのイケメンに早く春が来るよう祈るばかりです。お互いの不規則な生活のせいでネットでの対戦も長らくしていませんでしたが、以前から100連戦しようという話で彼はその戦歴をすべて記録しているらしく、この試合はその連戦の内の40試合目ということでした。
試合のほうは上図のように飛出しを打たれたのですが、ここで私はちょっと悩みました。ネットではC6みたいな手をよく打つのですが、ここは普通に打とうと思い直してB4に着手しました。

黒 N峰二段
白 田中(四段) 白番
上図は黒B6と打たれたところですが、最近あまり最善オセロをしていなかった私にとってはこの形、非常に悩まされました。確か以前どこかの大会で神奈川の美人オセラーS三段(当時)にこの進行を打たれたことがあって、その時はここで白E6と打ってそれがマイナス評価の手だったという記憶だけはありました。しかしながら他に特に有効な手も思い浮かばず、悪いのを承知で今回も、ということでE6と打ちました。

黒 N峰二段
白 田中(四段) 白番
その後、何となくごまかすことに成功して、上図はかなり白優勢の局面です。しかしながらここで打った白F3はちょっともったいない手でした。ここでは普通に白D7と打つべきで、白優勢の割に着手箇所候補があまりないところでこうしたミスをするのはまだまだ自分の甘さを感じます。

黒 N峰二段
白 田中(四段) 白番
そしてここでひどい手順を選ぶことになってしまいます。上図から白H3黒H4白H6です。ここはこんなことをせずに白E8とつけて黒F8に白G7と通していれば試合は決まっていました。

黒 N峰二段 黒番
白 田中(四段)
上図は白F8と打ったところですが、ここで黒A2と打たれると非常にまずいことに気が付きました。そして強豪のN峰二段、やはりA2に打ってきました。この瞬間、もう負けたと思いました。左上の4個空きで手止まりを打たれて白B7を強制される手順が目に見えていたからです。

黒 N峰二段 黒番
白 田中(四段)
黒A2以降、A1B1D1と進んで上図になったのですが、ここで白にとって幸運だったのは黒がE1に打つための種石が無かったことです。しかもE8にも打てません。この時、私が何気なく
「黒がB7に打っても白A8で黒はE8に入れないのかぁ〜」
とつぶやいたのを某F永三段に聞かれていたらしく、対局後に
「黒はE8に入れるようになりますよ!」
と指摘されてしまいました(汗; 実際のところ、その手順が最善で黒の4石勝ち形勢らしいです。
そしてN峰さんが打ったのは黒H2。これは私も考えていた手です。白はH1と取って下図。

黒 N峰二段 黒番
白 田中(四段)
ここで打たれたB7が黒の敗着になりました。まぁこの手を打たれた時は正直負けたと思ったのですが、オセロの終盤は時に人智を超えた魔法のような何かが現れるものですね。

黒 N峰二段
白 田中(四段) 白番
黒B7に対して白が打てるのは2カ所のみですが、ここはあまり深く考えずに、白G2と打って黒E1と打たせてから白A8と取ったほうがE4の石を白にすることが出来るから、このほうが1石多いなぁ、という理由でG2と打ちました。ところがこのE4の石、1石どころかその後の形勢に大きな影響を与えることになるとは思ってもみませんでした。G2の後E1A8E8と進み、白パスで黒番に。(下図)

黒 N峰二段 黒番
白 田中(四段)
本来ならばこのような形では、黒H7と打って白にH8と取らせてから黒G1と打って右下で手止まりを打つというのがオセロの基本ですが、ここでは黒がH7に打てないではないですか!E4の石を白にした効果がここで現れました。内容としては完敗でしたが、39−25で何とか勝つことが出来ました。
それにしても難しい終盤でした。これ、私が黒だったらもっとひどいことになっていたような気がします。N峰さんとはもっとたくさん面白い試合をしたいですね。またよろしくお願いします。対戦ありがとうございました。
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また今度N峰さんの熱戦棋譜が見たいです。
あの時は・ホントいいタイミングでしたね(残念ながら・以前言ってたような第一ステージで・・・というわけにはいかなかったようだった)。
しかも、この後の最終戦は・・最近絶好調の・・リリーさんと対戦といったシナリオは、まさしく京都ファイナルにふさわしい好ゲームでしたよ!。なになに・・・!?文中に強豪の・・だなんて大袈裟じゃないの(偽?)。私より強いオセラーは関西にもいくらでもいそうだけどね。ま・いいか。とうかいさん、↑には早くも全国の読者さん2名のコメントがきてますね。にゃんこ姫さん・ハンゲーマーさん暖かいお言葉有難うございます。他にも私の方からもいろんなコメントお待ちしておりま〜〜す!^^¥。
そして、