2011年01月04日

品川ニューイヤーズカップを振り返って


今日は品川ニューイヤーズカップを簡単に振り返っていきたいと思います。


・1回戦

110103O竹.png
黒 押●三段
白 田中(四段) 白番

今年最初の大会の1回戦。毎年のことですが、1年の最初に誰と対戦が組まれるかというのは、ある意味で一年を占うおみくじのような気分でドキドキして発表を待つのが恒例になっています。思えば一昨年の1回戦は中島八段と初戦で当たることが出来、その試合は負けてしまいましたが、その年のメガハウスオープンで優勝して四段昇段を決めたわけですから、やはり縁起が良かったのだと思っています。昨年の初戦はKまち二段(当時)との対戦で、これも昨年は3回優勝することが出来たのですから縁起が良かったと言えるでしょう。

ちなみにこの日、一番最初に会ってしまったオセラーはDかなべさんでした。Dかなべさんは大会に出ないにもかかわらずDかなべ賞の白い恋人を持ってやってくる律儀さで、そんな真摯な態度のDかなべさんに最初に会ってしまったことをまるで災難に見舞われたかのに思ってしまった自分自身を反省しつつも、せめて1回戦の相手は今年の運気が上昇する予感を与えて下さるような人がいいなぁ、とワクワクしながら対戦の組み合わせ表に自分の名前を探しました。その結果・・・・・・



(中略)


試合のほうはとりあえず白で縦取りをした結果すぐに私の分からない展開になり、8手目にすでに白の私は悪手を打っていたらしいです。しかしまぁ、どうせ知らない進行なので序盤を考える楽しみがあって良かったですね。上図は黒がB6と打ったところで、私はここで白B7と打ちました。これでブラックラインを通して勝ちだろうと簡単に考えていたんですよね。実際にそのような展開になって勝つことが出来たのですが、実はこのB7という手は引き分けから10石負けに転じる悪手だったようです。実際、D7C7の交換を入れてからG7と打たれるとブラックラインを守りながら下辺をやすっていくということが出来ないんですよね。実戦ではすぐにG7に打ってもらえたので助かりました。DNさんの御加護があったのでしょうか。33−31で勝利。



・2回戦

110103M上.png
黒 田中(四段) 黒番
白 村上九段

今年の初戦を白星で飾り、2回戦の相手は村上九段。今年の初黒星の相手が村上九段なら、これは幸先の良い一年と言えるでしょう。でもやはり出来ることなら勝ちたいのがオセラーの心境というもの。最近は滅多に打たなくなった牛定石から序盤は村上さんのBookで苦しい状態が続きました。しかし中盤で逆転し、上図は黒2石勝ちの形勢です。しかし私にはその唯一の勝ち筋である黒H5は打てませんでした。白D1と打たれた時にE2の石が返らない形にすることが出来なかったからです。この後、再度引き分け勝ち進行になるので敗着はもっと先の局面になるのですが、この試合を勝てるだけの実力を今年は身につけたいものです。27−37で敗戦。


・3回戦

110103N山.png
黒 N山二段
白 田中(四段) 白番

この日は普段と違う定石を打つと宣言していたので、少なくても白番の時は全部縦取りする予定でした。しかしこの試合ではN山さんの迫力に押されてつい勢いで斜め取りしてしまったばかりか、上図でB5に打ってしまいました。ああ、なんということでしょう。45−19で勝利。


・4回戦
110103T澤.png
黒 田中(四段) 黒番
白 T澤五段

T澤さんとは彼女がまだ1級の時に一度だけ対戦しているのですが、その時には奇跡的に勝つことが出来たので、あとはずっと当たらずに勝率100%をキープしたい気持ちがありました。黒番で打つ私はいつも飛び出しを使っていたので、この日は2回戦同様に牛定石を選択。上図は白がB1と打ったところです。私は白G2と打たれることしか考えていなかったのですが、改めてこの盤面を見ると黒E1と打った場合にC3の石が黒くなるために白B2が成立しないことに気付いて、この試合も奇跡的に勝てるかもしれないと思いました。この後に危険なトラップもありましたが、上手く交わして42−22で勝利。



・5回戦

110103N尾.png
黒 田中(四段) 黒番
白 長尾六段

4回戦を終えて3勝1敗とまずまずの成績。ちょうどこの時に一緒にいた川端三段も3勝1敗で、もしかしたら当たるかもしれないですねぇ、という話をしていました。川端さんのCDを何度も繰り返し聴いていた私は、この時に彼の歌にあった歌詞を思いだしていました。1差で追いかけるオセラー。逆転優勝は男のロマン!!

しかしそんな私も箱根駅伝で東洋大逆転優勝ならずの報にかなり落ち込んでしまいました。上図で黒G6なんていう大悪手を打ってしまい、しかも斜めの石の返し忘れを指摘される始末。こんなんでは勝てるわけないと思いながら打ち続けましたが、結局どうにもならず24−40で敗戦。



・6回戦

110103G藤.png
黒 田中(四段) 黒番
白 G藤二段

ちょうどこの試合前にG藤さんと話をしていました。「3勝2敗ですか?だったら次は当たるかもしれないですねぇ。」
見事に予想的中で対戦が組まれたので、普段はあまり当たりたくない相手なのですが嬉しかったです。
序盤はみみ虎でしたが、G藤さんはかなり研究されているらしくて、かなりの間最善でついてきました。しかし何だか分からないうちに優勢になり、迎えた上図は白がB1と打ってきたところです。これに対して黒A2が最善手らしいのですが、私がA1と取った時点で引き分け進行になっていたらしいです。あとは双方最善で、ギリギリの引き分け勝ちでした。この日も会場が静かでぼやきが抑えられていたのが勝因でしょうか。



・7回戦

110103T見.png
黒 田中(四段) 黒番
白 龍見六段

この試合もみみ虎でした。前回みみ虎で負けた進行を嫌って私から先に変化したのですが、これが良かったようで上図では黒優勢になっています。しかし、ここで打った黒C8が悪かったようです。ここは素直に黒F2と入るのが良いらしいですが、これでもまだ勝ち切るのは難しいようです。この試合で負けたので結果的には龍見さん賞のチョコレートをいただいたのですが、それよりもこの試合は勝ちたかったですね。終盤はもうボロボロで、21−43で敗戦。


でもまぁ、本当に楽しい大会でした。私がオセラーでいる限り、毎年出続けていたいですね。来年のお正月もみんなで楽しくオセロしましょう!
posted by たなか@とうかい at 23:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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