2014年11月29日

水戸定例会より6回戦


・6回戦

141123W辺1.png
黒:田中(四段)  黒番
白:W辺初段

5回戦で敗れたものの、石数ではまだ断トツのトップだったので、最終戦で勝ちさえすれば優勝は間違い無い状況で当たった相手はここまで2敗のW辺初段。5回戦では黒で飛出しで負けたので、今回は牛定石から快速船になるかと思ったら12手目で白が外してきました(上図)。この時すでに何か嫌な予感がしたんですよね。。。。。


141123W辺2.png
黒:田中(四段)  黒番
白:W辺初段

そして上図で黒F1と打ったのが悪手だったようで、白D6と打ってくるのは分かっていたのですが、その先の手をいざ考えてみると難しいんですよね。今度この形になることがあったら黒D1と打つことにしよう・・・・・


141123W辺3.png
黒:田中(四段)  黒番
白:W辺初段

白としては右辺を攻める際にH6から打ちたい形なので、それに対して効果的に応じることが出来るように黒F7と打ってH4への種石を作ることにしました。しかし実際に白H6と打たれてから何を考えたのか黒G6と方向転換して、白H4で下図。


141123W辺4.png
黒:田中(四段)  黒番
白:W辺初段

ここで私は黒C7と打ちました。白がD7と打ってきたら黒H3白H2黒G7で良いと思ったからです。しかしW辺くんは白F8と打ってきました。(下図)


141123W辺5.png
黒:田中(四段)  黒番
白:W辺初段

この手を打たれてみると、黒がかなりまずい状況になっていることが分かります。黒E8白D8黒D7という進行も考えたのですが下辺の形が最悪なので結局は却下。黒H3白H2黒G7とウイング攻めをしたのに対し、W辺くんはここで白D7と打ってきました。(下図)


141123W辺6.png
黒:田中(四段)  黒番
白:W辺初段

通常このようなウイング攻めはラインを切られた瞬間に黒G8と打つのが基本ですが、ここではG8に打つと手が足りなくなるので黒D8と打ち、白E8に黒G8と取って、次の白B3に黒C8と打って何とか一手足りました。対して白B5で下図。


141123W辺7.png
黒:田中(四段)  黒番
白:W辺初段

黒B4と打つわけにはいかないので、黒B6に白B4で、次に黒A5と打って勝ちだと思ったら・・・・・(下図)


141123W辺8.png
黒:田中(四段)  黒番
白:W辺初段

そうですよねぇ。種石が無いんです。仕方なくここは黒A2と打って白A3に黒A5で勝ちだろうと思ったのですが、W辺くんはA3ではなくA4に打ってきました。(下図)


141123W辺9.png
黒:田中(四段)  黒番
白:W辺初段

まぁ予定とは違いましたが、これでも黒A5で問題無いだろうと思って打ったのが敗着になってしまいました。黒は将来的にB7に打ってラインを通すという構想しか無かったために、G2と踏み込んで打つことが出来ませんでした。


141123W辺10.png
黒:田中(四段)  黒番
白:W辺初段

最後はもうどう数えても足りませんでした。黒H1から打つと白は何も考えることなく一本道になってしまいますが、それでも潔く黒石が一番多く残る手順で負けることを選びました。30−34で敗戦。

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2014年11月28日

水戸定例会より5回戦


・5回戦

141123T野1.png
黒:田中(四段)  黒番
白:T野二段

T野さんとは初対戦ですがネットオセロでのハンドルネームを他の人から聞いていたので、過去のネット対戦での結果からどうも打ちづらいという印象が対戦前からありました。上図は飛出しから白がマイナス2を打ってきたところですが、この進行は以前自分でも打って勉強したにも関わらず、先日Dなべさんに打たれたこともあって非常に嫌な予感がしていました。


141123T野2.png
黒:田中(四段)  黒番
白:T野二段

途中、白にはこんな外し方があるんだなぁと思いながら迎えた上図。ここで黒H5と打ったのが緩い手で、これだと白E7と打たれて困ることを当然考えて打たなければならないところですね。4回戦で水戸のボスに勝ったことで目的は達成したような気分でいたのがいけなかったと思います。


141123T野3.png
黒:田中(四段)  黒番
白:T野二段

そしてここで黒C2と打ったのがこの試合での決定打と言える敗着でした。こうしてせっかく負けた試合を取り上げてみても、この試合はポイントとなる箇所が少なかったように思います。


141123T野4.png
黒:田中(四段)  黒番
白:T野二段

ここは黒G8と打つと白にG2とラインを通されるだろうなぁ、と思いつつ他に何も策が見つからず、結局そのような進行で何も出来ませんでした。25−39で敗戦。

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2014年11月24日

水戸定例会


昨日は水戸定例会に参加してきました。結果は

1回戦:H俊1級 勝ち
2回戦:M内さん 勝ち
3回戦:H真1級 勝ち
4回戦:Iずみ四段 勝ち
5回戦:T野二段 負け
6回戦:W辺初段 負け

という感じで4勝2敗の2位でした。4回戦終了時点で単独トップになり、石数もかなり稼いでいたのでほぼ優勝という感じだったところからの連敗で優勝を逃してしまいましたが、6回戦があまりにもスッキリした負けだったため(自分ではそんなに悪い手を打っていないのに、もうこれはどうしようもないという内容でした)、ショックは特にありませんでした。
それにしても最近どこの大会に行っても対戦したことがある人とばかり当たることが多かったのですが、今回はIずみ四段戦以外の5試合はみんな初対戦の相手という嬉しい現象が起こりました。水戸まで行った甲斐がありましたねぇ。
今日は勝った4試合を簡単に振り返り、負けた2試合についてはまた後日ジックリと考察していきたいと思います。


・1回戦

141123H俊1.png
黒:H俊1級
白:田中(四段)  白番

ここで最善手のつもりで白B5と打ったのですが、記憶違いだったようです(汗; 昔は白B3が最善手だと覚えていたものがいつの間にか頭の中で変わってしまったのか、それとも最初から間違って覚えていたのか分かりません。しかし次の黒E2が悪手で、白F5以降、優勢になっていきました。


141123H俊2.png
黒:H俊1級
白:田中(四段)  白番

このような形ってどうしたらいいか悩みますよね。まだ考える時間がたくさん残っていたので、想定出来る手順をかなりたくさん網羅して考えた末、白E1以降全ての手で石損することなく打ち切ることが出来ました。46−18で勝利。


・2回戦

141123M内1.png
黒:M内さん
白:田中(四段)  白番

M内さんとはお会いするのは初めてでしたが、事前情報を仕入れていたために私よりも強い方だということが分かっていたので、慎重に考えて打つことが出来ました。ヨーグルトプリンから途中で私の知らない進行にされたのですが、上図で白F6と打ち、黒がE6と打ってきたら白E7で悪くないと思っていました。実戦でもそのように進んだのですが、黒はE6ではなくE7に打つ手が好手のようです。


141123M内2.png
黒:M内さん
白:田中(四段)  白番

ここは結構時間を使って考えた局面。しかしいくら時間を使ってもどうにも読み切れません。私が打った白B4は緩手でしたが、対してM内さんも長考したけれど読み切れなかったようで、黒A4と打った手で再逆転。白C1と打って勝負は決まったのですが、上図ではダイレクトに白C1と打つのが良かったようです。最後は針落ちによる勝手打ちのおかげもあって、50−14で勝利。


・3回戦

141123H真1.png
黒:H真1級
白:田中(四段)  白番

上図はオセロで斜め打ちしているとよく出てくる盤面なのですが、どこに打つのが良いのか覚えていない割に確か1ヵ所以外はみんなマイナス評価値だったということだけは覚えていました。ここでも時間をたくさん使って想定される進行をたくさん考えた末に出した結論白D1は正解でした。


141123H真2.png
黒:H真1級   黒番
白:田中(四段)  

ここは黒A4と打ってくるだろうと思ってその対処を考えていたのですが、実戦では黒D7でした。白としてはH4に先着しても黒H6で斜めが返らないので、自重して白G3としたところ、次の黒C6が悪手で、黒がA4に打つとB5の石が返る形になってしまいました。あとは白が打ちやすい形になり、最終的には56−8で勝利。


・4回戦

141123I泉1.png
黒:Iずみ四段  黒番 
白:田中(四段) 

この試合は飛出しヨーグルトプリンを打ったのですが、これは以前Iずみさんに打ったことがあって、その時は上図で黒C2と打ってきたので白G3で優勢になりました。今回も同じことが起こり、さらにその次に打たれた黒D6は前回にも打たれなかった悪手で、あとは白優勢のまま試合は進みました。

(ちなみに前回これを打った時の記事は2009年11月10日付のブログにありました。)
http://tanakatokai.seesaa.net/article/132555330.html


141123I泉2.png
黒:Iずみ四段 
白:田中(四段) 白番 

上図は下辺でやすり攻めをしていたところですが、左上の5個空きの末國トラップを崩してC1と打ちました。自分としては最善手でなくてもいいから安全に勝ちにいったつもりで打った手でしたが、これが一番多く石数を取る手順として正解だったみたいです。44−20で勝利。

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2014年11月21日

神奈川オープンより6回戦


・6回戦


141102O森1.png
黒:田中(四段)  黒番
白:O森六段

この試合が始まる前、スマートフォンのゼブラを見ながらO森六段対策をしていたのですが、私が白になった場合は縦取りをするつもりでした。O森くんは縦打つとブライトウェルにしてくると誰かが教えてくれたので、必死にブライトウェルの進行を調べて展開を予想していました。しかし伏石の結果、私が黒。こんなことならブライトウェルに時間を費やさないで大量取りだけやっておけば良かった〜!と思っても後の祭り。せめてもの誤魔化しで、O森くんにはブライトウェルの研究ばかりやって大量取りのほうは今回は全然チェックしていないオーラを出しておきました(汗;
すると前回の対戦では途中で違う進行を選ばれたのですが、今回は予想通りに打ってきてくれました。上図で私はH6と打ったのですが、この時にO森くんに
「田中さんはこの進行で実戦で打たれたことあるんですか?」
と訊かれましたが、無いですと即答。打ったことは無いのですが調べていたからこそ打てた手ですけどね(汗;


141102O森2.png
黒:田中(四段)  黒番
白:O森六段

BOOK進行を暗記すると陥りがちなのが、分からない盤面になった際に論理的な思考よりもイメージに捕われて悪手を打ってしまうことです。ここで私は黒F3と打ったのですが、これは前々回までO森六段対策として使っていた進行の中にこういう手があるからであって、白が右側に打ちにくい形ということもあってつい打ってしまいましたが、白にはまだ左上に一手残っているために効果ゼロのようです。


141102O森3.png
黒:田中(四段)  黒番
白:O森六段

この試合の敗着は恐らくこの局面。ここでC8と打ったことです。これは上辺は白がF2と打ってから黒F1と手をつけたかったのと、後々白にG4に打たれた時に黒がH3に打つための種石を作っておきたかったためです。しかし対戦終了後にO森六段から指摘されたことですが、下辺に爆弾があることによって白は右下のX打ちが出来るようになるので黒が悪いということでした。


141102O森4.png
黒:田中(四段)  黒番
白:O森六段

そして実際にこのような形になって窮地に追い込まれました。このような壁を破らなければならない時は、全ての手について数手先まで読んだ上で手をつけたいものです。私がここで打った黒B6は・・・・・おひどい手でした(泣;


141102O森5.png
黒:田中(四段)
白:O森六段   白番

なんとか粘っていきたいと思っていたのですが、上図で打たれた白A5が好手で、これで完全に参りました。こういうちょっとした所で本当の実力が表れるんでしょうね、オセロって。


141102O森6.png
黒:田中(四段)  黒番
白:O森六段

ここで黒A7と打って次に黒B7と抜くつもりでいたのに、次の白A2に対して何故か黒A6と打ってしまう不安定ぶり。もう完敗でしたね。24−40で敗戦。

posted by たなか@とうかい at 23:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月20日

神奈川オープンより5回戦


・5回戦

141102I倉1.png
黒:田中(四段)  黒番
白:I倉五段

4回戦を終えて3勝1敗。そろそろO森六段と当たるのではないかと、最近恒例のO森六段対策を試合前にしていたこともあって大量取りの練習をしたくて牛定石にしたのですが、I倉五段はエロキモ快速船?ヘムタイ快速船?定石名はよく分かりませんが快速船の8手目を斜めに曲げるやつを打ってきました。上図まで最善進行ですが、普段この定石の時はこうなる前に私が最善ではない手をいつも打っていたので、Book進行が黒A7というのはなんとなく忘れていました。ここで黒G3に打ったのが苦戦の始まりでした。


141102I倉2.png
黒:田中(四段)  黒番
白:I倉五段

なんだかもうどこに打っても良く無さそうな感じで、でも自分なりにしっかり考えて黒G5に打ちました。これは次の白G6に対して黒C8と打つことで再度C2への種石を作るのが目的で、白にC2への先着を強制させることが出来たのですが、それでもここまで劣勢だと厳しいです。


141102I倉3.png
黒:田中(四段)
白:I倉五段   白番

ここは自分が白だったらD8に打つだろうな、と思いながら相手の思考時間中にD8に打たれた場合の対処法について考えていました。結論としては、普通の手を打ったのではジワジワやられて負けるだけなので、とにかく盤面を攪乱しようということで黒B2に打つことにしました。白としてはラインを切っている間に黒にB3と打たれるのを嫌ったのだと思いますが白F8と打ってきました。(下図)


141102I倉4.png
黒:田中(四段)  黒番
白:I倉五段

ここで私は黒B3を実現させることを最優先して黒F8白E8黒B3という進行を選びました。D6の石が黒くなってしまいますがF4の石も返るので白はC7にも打てず、これで少しは勝負出来るのではないかと一瞬思ったのですが、次の一手でこの試合は勝てないと思い知らされることになります。白G8です。(下図)


141102I倉5.png
黒:田中(四段)  黒番
白:I倉五段

黒H8と取ると白にG7H7と連打されるわけですが、かといって放置して下辺で白に2手稼がれるわけにもいきません。ただでさえ手が無いのに右下4個空きで3手打たれるようでは普通なら勝てないですよね。


141102I倉6.png
黒:田中(四段)  黒番
白:I倉五段

しかしそうは言っても最後まであがきたくなるのがオセラーとしての心意気です。上図ではとりあえず黒A7と打って、左側で手止まりを打てば右上の7個空きはどこも白が手をつけたくないような形。そのことに最後の希望を託しました。


141102I倉7.png
黒:田中(四段)  黒番
白:I倉五段

そして奇跡は起こりました。上図では黒はH3と打つしかないのですが、この時点でA列〜E列にある黒石は7個。残り3列が全部黒になったところで31個しかありません。そんなことを考えていたら、次のH4が白の敗着となりました。黒H1白G2に、次の黒G1の時に斜めに返らないのでF1と連打になるんですね。しかもF列〜H列が全部黒石になって、さらに最後D3とE2の石も返ってギリギリ33−31の勝利でした。

posted by たなか@とうかい at 23:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月19日

神奈川オープンより4回戦


・4回戦

141102T川1.png
黒:田中(四段)  黒番
白:T川三段

T川三段は以前から私が白番で縦取りを打つ経験をしていた数少ない相手なのですが、それというのも一時期Tっきー蛇に完膚なきまでに叩きのめされていたことがあって、その対策の一環として白番の時はTっきー蛇を打たれないように縦取りをしていたわけです。最近では斜め打ちに戻して8手目にC打ちをするN目蛇を使ったりもしているのですが、今回は黒番になったので牛定石から大量取りになりました。
ここで私は黒F2と打ったのですが、ちょっとやり過ぎだったかもしれません。この手の狙いは次に黒がG3に打ちやすくなることと、いきなりG3から打たないことでD3の石を白のままにしておいて将来的にC2に打てるようにしておこうといったところです。T川三段はそんな私の狙いを見透かすかのように白E1と打ってきました。(下図)


141102T川2.png
黒:田中(四段)  黒番
白:T川三段

E3の石を再度白くされたのでG3には打ちづらくなったのですが、ここで黒F1と打ったのが好手でした。白としては放置すると上辺で黒に2手稼がれたことになるし、かといって特にこれといった対処法もありません。


141102T川3.png
黒:田中(四段)  黒番
白:T川三段

上図は3列が黒で通っているのを狙って白がH3に打ってきたところ。このまま黒H4とつけても白H5で斜めが返らないので、先に黒D1と入れて白G1の次に黒H4と打つことにしました。すると白はH5と取らずに何故かB6と打ってきました。(下図)


141102T川4.png
黒:田中(四段)  黒番
白:T川三段

ここはもうほとんどノータイムで黒H2と取りました。形勢はほぼ互角らしいですが、感覚的に黒のほうがかなり打ちやすいとこの時には思っていましたねぇ。


141102T川5.png
黒:田中(四段)  黒番
白:T川三段

手詰まりにさせたかったので、黒F7と打って白E7に黒D8というベタな手順を選びました。こうなるともう必勝態勢ですね。


141102T川7.png
黒:田中(四段)  黒番
白:T川三段

慎重にいろいろな手順を読んでから黒G7と打ちました。あとは双方最善で39−25で勝利。

posted by たなか@とうかい at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月18日

神奈川オープンより3回戦


【コメント返し】

・てぽどんさん

飛び出しを打つ人は強い人が多いですよね。なんとか喰らいついていけたので逆転のチャンスを得ることも出来ましたが、私はKさんは強いと思いますよ〜♪

【本文】

・神奈川オープンより3回戦

141102N尾1.png
黒:田中(四段)  黒番
白:N尾六段

世界選手権を挟んでかなり時間を置いてしまいましたが、前回まで書いていた神奈川オープンの続きを書いていきたいと思います。世界戦の高度な試合を御覧になられた皆さんが私の下手くそなオセロを見てショックを受けないことを祈ってます・・・・・・・(汗;
最近N尾さんとの試合は農寒具から負けるパターンが多かったので、この試合は虎のよくある進行(最近定石名が分からなくなってきたのでスミマセン)にしてみました。上図は最善進行継続中なのですが、こんな最善進行を知らなかった私は黒E7を選択。この手は次に黒D7を狙うのと、白に先にD7と打たれたら黒H4と打って手を渡せばいい感じだという読みでした。対してN尾さんは白A5と打ってきました。(下図)


141102N尾2.png
黒:田中(四段)  黒番
白:N尾六段

基本的に辺を取って手を稼ぐことが多い私ですが、ここは黒H4と自重しました。5月にあった京都オープンでのA木五段戦で負けた時のイメージがA2と取ることをやめさせたように思います。


141102N尾3.png
黒:田中(四段)  黒番
白:N尾六段

ここで私は黒B6と打ちました。この手の狙いは勿論F2への種石作りなのですが、こう打つことによって白は恐らくA7と取ってくるのではないか?という予想から、左辺にピュアウイングを作らせることによって攻めやすくしようという魂胆です。しかし実際に白A7と取られてみると、結構その後の攻めが難しいんですよね。。。。。。。


141102N尾4.png
黒:田中(四段)  黒番
白:N尾六段

ここは黒G2が正解なのですが、当然その手から読んでいったにもかかわらず次の白C7に対して黒がD7に打つための種石が無いと勘違いし(実際にはG2に打った時にD5の石も黒くなるので問題無しなのですが)、変な方向からアプローチしてしまいました。ここで黒F8です。これが敗着となりました。何故このような手を打ったかと言いますと、白はB2に打たれるのが嫌なので当然H8と取ってきて、次の黒H7に対しても白G8とラインを通してくることが予想されます。その時にE6の石が返るので黒はD7に打てるようになり・・・・・・(下図)


141102N尾5.png
黒:田中(四段)
白:N尾六段   白番

(予想続き)そこで白はブラックラインを黒に通されると困るので白C7と打ってくるはずなので・・・・・・と思っていたら、ここで白G2と打たれて負けを悟りました。ここまで読めるようにならないと安易にあんなF8みたいな手を打ってはいけませんね。17−47で敗戦。

posted by たなか@とうかい at 23:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月09日

世界選手権

世界選手権は末國九段の優勝で盛り上がりましたね。改めてその強さに魅了されました。本当におめでとうございます。岡本九段、中野六段、龍見六段も大舞台で全力を出し切って、素晴らしい成績だと思います。皆さん、お疲れさまでした。

私は仕事でほとんど観戦出来なかったのですが、1日目の7試合目の中盤からと、2日目の中野六段が11試合目で51手目を打った局面と、3日目の今日は決勝の3試合目で末國九段が29手目を打った局面だけリアルタイムで見ることが出来ました。特に決勝はその後どうなったのか気になって気になって、オケの練習が終わってから末國さんが勝ったという結果を見た時は嬉しかったですねぇ。棋譜はまだ全然見ていないのですが、時間がある時にじっくり見て勉強させていただきたいと思います。

私もいつか・・・・・って、こういう試合を見てしまうとなかなか言いづらいですね(^o^;;
posted by たなか@とうかい at 01:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月05日

神奈川オープンより2回戦


【コメント返し】

・長崎さん

あの直前の黒G8は白A8を引き出すために打ったので、残り時間が無かったら実際にH1と打っていたかもしれません。この試合に関しては試合終了時に私の残り時間が11分もあったので、流石にH1とは打たなかったでしょうね。まぁこんなに残り時間がある位ならもっと中盤で考えてしっかり打てということなのでしょうけれど。。。。。(汗;


【本文】

・2回戦

141102K1.png
黒:K二段
白:田中(四段)  白番

2回戦の相手は美味しいラーメン屋さんでオセラーにも大人気のK二段。私はまだ食べに行ったことが無いのですが、深夜とか早朝営業とかしてもらえたら流山や水戸に遠征に行く途中で立ち寄ることが出来るんですけどね(^o^)
K二段とは昨年の全日本選手権のアフターで一度対戦したことがあるだけで、この試合が公式戦初対局。白番ではあったのですが、まぁ初めての相手なので斜め取りしてみました。飛び出しから上図までよくあるような進行ですが、最近中部のK納五段にいつもこれで負けているので勉強のつもりでここで白F3と外してみました。しかしKさんにとってはbookの範囲内のようで、全て即打ちで好手を連発されていきました。


141102K2.png
黒:K二段    黒番
白:田中(四段) 

例えばこの局面。私が黒だったら何となく中辺に出すのを嫌って黒F6とか打ってしまいそうですが、K二段はここで黒F7と打ってきました。なるほど、これなら白にF5と打たれても黒はF6に打って手を渡すことが出来るんですね。打たれてただただ納得するばかりでした。


141102K3.png
黒:K二段
白:田中(四段)  白番

上図はもうかなり追い詰められて、白は下の方にしか打てない状況です。ここでD7に打つかE7に打つか悩んだ末にD7に打ったのですが、これは危険な一手でした。黒E8とされてB5の石を黒くされてしまうと、将来的に黒がF5とか打った時に白はF列に種石が無くなって抜き返すことが出来なくなるからです。実戦では黒はE8ではなくE7と中辺横取りをしてきたので助かりましたが、まだ黒が圧倒的優勢なのは変わりません。


141102K4.png
黒:K二段
白:田中(四段)  白番

上図は下辺にウイングを作らされてから黒がC1に打ってC4にあった白石を消したところです。C4の石を消されることは当然予想していましたが、私はC1ではなくてH4に打たれるとばかり思っていたので、想定外のこの好手にノックアウト寸前になりました。ここはもう手が無いので仕方なく白B1と取ったのですが、次の黒の手が疑問手でした。黒E2です。(下図)


141102K5.png
黒:K二段
白:田中(四段)  白番

これはもう白E1と取る一手で、先ほどまで打てなかったG8とG5の両方に打てるようになりました。劣勢でも耐えていればこうやってチャンスが回ってくることもあるんですね。


141102K6.png
黒:K二段    黒番
白:田中(四段)  

そしてここで黒がH4と打ったのが敗着で、ここでも黒はH3と打って白がG8に打つための種石を消すのが唯一の勝ち筋だったようです。H4に対し白H3が好手で、黒がH2と取るとまだ難解な終盤になるのですが、黒がH5と中に入れてきたために白にとっては勝ちやすい展開になりました。


141102K7.png
黒:K二段
白:田中(四段)  白番

ここから白H8黒H7と右下を清算してから白F1黒A1白G2として2列を通し、結局黒H5以降は双方ずっと最善だったようで37−27で勝利。勝ったけど苦しい試合でした。

posted by たなか@とうかい at 23:17| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月04日

神奈川オープンより1回戦


・1回戦

DCIM0056.JPG

1回戦はいきなり1番テーブルでDなべさんとの対戦となりました。何だかとっても危険な予感がしたのですが、そう思ってしまう精神状態の時が一番危険だということをこの対戦を通じて学習させていただきましたねぇ。

いつもお茶目なDなべさんは、写真のようにオセロ盤と対局時計を自分に近いほうに極端に寄せたりして遊んでいました。でもこのままの状態で試合開始させることが出来ないところがDなべさんの心優しさなのでしょう。引き分けありの大会なので伏石は上か下かを選ぶ方式なのですが、「灰色!」と意味不明な発言をされるところも流石です。最近わしさんがブログを更新されていないので、誰かにいじって欲しいという欲求がたまっているのかもしれません。。。。。。


141102D辺1.png
黒:田中(四段)  黒番
白:D辺二段

飛び出しに対して6手目の白F7は以前水戸定例会で危うく瀕死の重傷を負わされそうになった展開と同じだったので、序盤は慎重に打ち進めていくことに専念しました。水戸ではこの後、D7F8E8D8C8B8C7と進んだのですが・・・・・そういえばその時もいきなり1回戦で当たったんでしたね(汗;

(その時の記事)
http://tanakatokai.seesaa.net/article/147757512.html


141102D辺2.png
黒:田中(四段)  黒番
白:D辺二段

ここは何気なくD3と打ってしまったのですが、これだと次の白C3を好手にさせてしまうので明らかに悪いです。ここは白がC3に打ってもD3に後から入れるように黒はE2とかF2に打つのが良いらしいです。


141102D辺3.png
黒:田中(四段)  黒番
白:D辺二段

ここは黒E2かC7かG6の3択で悩んだ局面。いろいろ考えすぎたのか、白にG6を打たれた後で黒E2を打つとせっかくG列が白で通ったのがG4に黒石が出来てしまう、という理由でE2を選択。次の白C7に黒
G6と打ったのですが・・・・・・・


141102D辺4.png
黒:田中(四段)  黒番
白:D辺二段

そして次に白B5と打ったのが上図の局面。右下の4個空きがどう考えても黒からは手をつけたくないような形で、これを打破するにはH1H2かA8B8の両方を取るしかないですね(汗; こうなって初めてF2から手をつけたのが良くなかったのではないかと漠然と思いました。


141102D辺5.png
黒:田中(四段)  黒番
白:D辺二段

上図は白がG2とX打ちをしてきたところ。ラインを切った瞬間に白G1と打たれるので、それを防ぐには黒B6と打ってライン切断とG1への白の種消しを同時に行う手があるのですが、そのために左下の形が極端に悪くなってしまうので私は1つ下のB7のほうを選択しました。次の白G1に対して黒B6と打っても右上のほうには石が返らないんですよね。でも、だからどうなの?と言われてしまうと・・・・・確かにどうなの?って感じですよねぇ。(泣;


141102D辺6.png
黒:田中(四段)  黒番
白:D辺二段

そしてお互いに敗着合戦の打ち合いが続き、上図で私が最後の敗着である黒A1と打ったのに対し、次の白A2がこの試合の本当の白の敗着になってしまいました。(下図)


141102D辺7.png
黒:田中(四段)  黒番
白:D辺二段

ここで黒G8として完全に決まったと思っていたら、Dなべさんは最後のあがきで白H7に打ってきました。偶数を維持されて一瞬焦りましたが、数えて足りてたので良かったです。39−25で勝利。
posted by たなか@とうかい at 23:33| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月03日

神奈川オープン


昨日は神奈川オープンに参加してきました。結果は

1回戦:D辺二段  黒 勝ち
2回戦:K二段   白 勝ち
3回戦:N尾六段  黒 負け
4回戦:T川三段  黒 勝ち
5回戦:I倉五段  黒 勝ち
6回戦:O森六段  黒 負け

という感じで4勝2敗で14位(43人参加)でした。色を選べない大会で黒番がせっかく5試合もあったのですから、もう1つ位は多く勝ちたかったですね。とはいえ実際にはあと3敗多くしてもおかしくないような試合内容でもありました。かえって負けた2試合のほうが悪くなかったような気さえします。

3週間後の水戸定例会までしばらく期間が空いてしまうので、今回の試合内容も全試合しっかりこのブログで振り返っていきたいと思います。

昨日お世話になった皆さん、ありがとうございました。
posted by たなか@とうかい at 22:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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