2012年05月24日

Qリーグより第4戦


【コメント返し】

・リンダマンさん

改めてありがとうございます。K木初段戦前の御助言、とても助かりましたよ。実際あの大会の翌日に某ネットオセロ対局サイトで彼と打った時は完敗しましたからね。
序盤はよほど極端な手でない限り、最善手以外の手であっても”変化”というのとはちょっと違うように思います。あくまでその先にどのような狙いがあって一手一手を打つか、その本質を見極めて序盤を打てるようになりたいのですが、それがなかなか難しいですね(汗;


【本文】

・Qリーグより第4戦

120520U3.png
黒 田中(四段)  黒番
白 U初段  

第4戦の相手は広島から遠征されてきたU初段。今回、私が過去に対戦したことのある人は3人いたのですが、その中でも唯一、まだ公式戦で勝ったことがないのがこのU初段だったので、この試合は大きな山場だと覚悟を決めていました。みみ虎から微妙に紛らわせて迎えた上図。ここで私はE1と打ちました。こういう手は大抵悪手であることが多いのですが、つい打ってしまうんですよね。これは白がF1と取ると、次になんとなくE2には打ちにくくなるのではないか?みたいな変な中辺横取り否定思想から来るものですが、実戦では白F1の次に黒C1なんて打ってしまっているのですから、これはもう白B1と取られて次に白はE2という手が打ちにくいなんてことは無くなってしまって、まさに自分で自分の首を絞めてしまうという典型みたいなものです。

120520U4.png
黒 田中(四段)  黒番
白 U初段

ここはとにかく白にB6ではなくてB4のほうに打たせたい一心で黒E7と打ちました。これは将来的に黒G2とウイング攻めをした場合に、黒がA1と取ってその次に左辺からの攻めが続かないような形になってしまうと苦しいからなのですが、とにかく劣勢の時は何かしらこのような狙いを持って打たないとずるずると形勢を悪くしてしまうものですよね。実際にUさんは白B4と打ってきました。

120520U5.png
黒 田中(四段)  黒番
白 U初段

困った時のCライン、ということで上図から黒E8と入れ、白B8に黒C7として手を渡してみました。Uさんは白A6としてCラインを切ってきたので黒A5として下図。

120520U6.png
黒 田中(四段) 
白 U初段    白番

ここでUさんは白A3と打ってきました。黒A4と入って、左上に黒からしか打てない3個空きが出来たのですが、左下は黒A7を強制されると白にA8B7とかなり痛烈な連打を喰らってしまう形なので怖いところです。

120520U7.png
黒 田中(四段)  黒番
白 U初段

ここはかなり悩みました。本来なら黒H3として相手の出方を見るべきなのかもしれませんが、私はあえて逆偶数を潰して黒B2と勝負に出ました。これはもうとにかくホワイトラインを切らせることで右辺での黒の形を良くすることが狙いです。対してUさんはすぐにラインを切らずに白H6としてきたので、私は黒H5と応じました。(下図)

120520U8.png
黒 田中(四段) 
白 U初段    白番

そして何気なくH3と取ったのが白の敗着となりました。黒F2と打ってCラインを通してきれいに逆転です。(下図)

120520U9.png
黒 田中(四段) 
白 U初段    白番

こうなるともう白にはなすすべがありません。考えた末にUさんが苦し紛れに打った白B7は盤面最悪手で、黒にはA1A2の連打も発生して勝つことが出来ました。49−15で勝利。
posted by たなか@とうかい at 23:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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