2012年05月29日

Qリーグより第6戦


・Qリーグより第6戦

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黒 田中(四段)  黒番
白 U野1級

第6戦の相手はU野1級。なかなか研究熱心な方のようで、対局後にどこが悪かったか聞かれましたが、例によって私もとんちんかんな返事をしてしまいました。家に帰ってからゼブラの評価値を見た時の虚しさときたら・・・・・・(泣;
さて、試合のほうは序盤でU野さんの方からベルクタイガーにされたのですが、私もちょっと変わった手を打ってみたかったので上図から黒E3と打ってみました。しかし次の白C2が好手で、ここからしばらくは難しい序盤戦になってしまいます。

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黒 田中(四段)  
白 U野1級   白番

ここでU野さんは白F6と打ってきました。ゼブラ評価値は必ずしも良くない手ではあるのですが、実際次の黒もどこに打っていいのか悩みますよね。私は黒B4と打ちましたが、D7から打ったほうが攻めが続いて良いみたいです。

120520U野3.png
黒 田中(四段)  黒番
白 U野1級

ここもかなり悩みました。普通に黒C1だと白A3と打たれて悪いと判断し(でもC1が最善らしいですが)、そこで私が打ったのは黒E1でした。ところが次に白A3と打たれてみると結局同じなんですよね。(下図)

120520U野4.png
黒 田中(四段)  黒番
白 U野1級

こうなると黒A4という手は眼中に無かった私にとっては打つ手がかなり限定されてきます。結局、黒C1と打つ手しか思い浮かびませんでした。

120520U野5.png
黒 田中(四段)  黒番
白 U野1級

上図では黒劣勢ですが、ここでの黒A4が紛れを求めた勝負手でした。そしてこの手を境に次第に黒優勢になっていきます。

120520U野6.png
黒 田中(四段)  黒番
白 U野1級

ここでCラインが通っているのを利用して黒C7と打ちましたが、黒G1と打つのが最強らしいです。一瞬だけ考えたんですけどねぇ。。。。。。

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黒 田中(四段)  
白 U野1級   白番

そしてここでは当然白B2だと思われたのですが、U野さんは白H2と取ってきたので黒B1で勝負が決まってしまいました。52−12で勝利。
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2012年05月25日

Qリーグより第5戦


・Qリーグより第5戦

120520K藤1.png
黒 田中(四段)
白 Rンダマンさん  白番

この大会の数日前に、Rンダマンさんが九州の大会に参加するということを某最強系三段から聞いたのですが、前回も私が九州の大会に参加した時にRンダマンさんも参加されていたので、

実はRンダマンさんは本当は九州に住んでいるのではないか?

と思ったりしてしまいました(汗; これ、Rンダマンさんだから良かったのですが、女の子だったら絶対にみんなからいろいろ怪しまれますよね。。。。。ちなみにRンダマンさんとの公式戦での対局は今回が3回目で、過去2回は福岡支部定例会と館林オープンで当たっています。結果は福岡で私が勝って、館林ではRンダマンさんの勝ち。そうかっ!福岡は遠いようでいて、でもRンダマンさんの住んでいるところを考えると実は私にとってはホームゲームなんですねっ!

試合のほうは私が黒番で、第4戦では序盤でみみ虎を打って苦戦した教訓から、この試合では7手目まで普通に打ちました。やっぱり最善オセロは最強ですよね。とか言って8手目でコンポスにしてくれたら最近ネットでよく打っている進行を使うつもりだったのですが、残念ながら(?)白G5と打ってきたので、なんとなくここかな?という着手を続けていったのですがRンダマンさんの打ち方はちょっと変わっていましたねぇ。

120520K藤2.png
黒 田中(四段)  
白 Rンダマンさん  白番

Rンダマンさんは序盤からまるでストナーを誘っているかのごとく白H2なんていう手を打ってきたりしていたのですが、上図での白C7はなかなかの好手で、黒の私はちょっと悩みました。第一感は黒G7とストナーにする手だったのですが、白C5でラインを切られるとH6への種石を消されるので、再度種を作るために黒H3と打つ手が良さそうに見えなかったので却下してしまいました。実際に私が打ったのは黒G6で、これでストナーが無くなってしまったために難しくなってしまいました。

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黒 田中(四段)
白 Rンダマンさん  白番

ここでは当然、白F8と打たれると思っていたので、次にE8に打つかC8に打つか下辺放置かをいろいろと考えていました。ところがRンダマンさんが打ってきたのは白A4。黒C5と打たせてもらっては、もうこの試合は負けるわけにはいきません。

120520K藤5.png
黒 田中(四段)  黒番
白 Rンダマンさん  

ここは黒B3と打ちたいところですが、次の黒A3に対して白A5と切り返されないように、上図から黒A5と打ちました。白A6なら黒B3のつもりでしたが、白は左辺を放置してE2と打ってきたので黒A3で良い形になってきました。

120520K藤6.png
黒 田中(四段)  黒番
白 Rンダマンさん  

ここはちょっと考えて黒G7のほうにしました。黒B8と打つのが一番効果的だったんですけどね(汗;

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黒 田中(四段)  黒番
白 Rンダマンさん  

ここは物量作戦で黒E1と打ちました。白がF1なら黒A8と左下の5個空きに先着出来るので白C8と打ってきましたが、次の黒F1でさらに1列抜いて、いずれH列も抜けるのが大きいです。

120520K藤8.png
黒 田中(四段)  黒番
白 Rンダマンさん  

ここで黒B1として最終手までの進行が一本道になりました。40−24で勝利。
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2012年05月24日

Qリーグより第4戦


【コメント返し】

・リンダマンさん

改めてありがとうございます。K木初段戦前の御助言、とても助かりましたよ。実際あの大会の翌日に某ネットオセロ対局サイトで彼と打った時は完敗しましたからね。
序盤はよほど極端な手でない限り、最善手以外の手であっても”変化”というのとはちょっと違うように思います。あくまでその先にどのような狙いがあって一手一手を打つか、その本質を見極めて序盤を打てるようになりたいのですが、それがなかなか難しいですね(汗;


【本文】

・Qリーグより第4戦

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黒 田中(四段)  黒番
白 U初段  

第4戦の相手は広島から遠征されてきたU初段。今回、私が過去に対戦したことのある人は3人いたのですが、その中でも唯一、まだ公式戦で勝ったことがないのがこのU初段だったので、この試合は大きな山場だと覚悟を決めていました。みみ虎から微妙に紛らわせて迎えた上図。ここで私はE1と打ちました。こういう手は大抵悪手であることが多いのですが、つい打ってしまうんですよね。これは白がF1と取ると、次になんとなくE2には打ちにくくなるのではないか?みたいな変な中辺横取り否定思想から来るものですが、実戦では白F1の次に黒C1なんて打ってしまっているのですから、これはもう白B1と取られて次に白はE2という手が打ちにくいなんてことは無くなってしまって、まさに自分で自分の首を絞めてしまうという典型みたいなものです。

120520U4.png
黒 田中(四段)  黒番
白 U初段

ここはとにかく白にB6ではなくてB4のほうに打たせたい一心で黒E7と打ちました。これは将来的に黒G2とウイング攻めをした場合に、黒がA1と取ってその次に左辺からの攻めが続かないような形になってしまうと苦しいからなのですが、とにかく劣勢の時は何かしらこのような狙いを持って打たないとずるずると形勢を悪くしてしまうものですよね。実際にUさんは白B4と打ってきました。

120520U5.png
黒 田中(四段)  黒番
白 U初段

困った時のCライン、ということで上図から黒E8と入れ、白B8に黒C7として手を渡してみました。Uさんは白A6としてCラインを切ってきたので黒A5として下図。

120520U6.png
黒 田中(四段) 
白 U初段    白番

ここでUさんは白A3と打ってきました。黒A4と入って、左上に黒からしか打てない3個空きが出来たのですが、左下は黒A7を強制されると白にA8B7とかなり痛烈な連打を喰らってしまう形なので怖いところです。

120520U7.png
黒 田中(四段)  黒番
白 U初段

ここはかなり悩みました。本来なら黒H3として相手の出方を見るべきなのかもしれませんが、私はあえて逆偶数を潰して黒B2と勝負に出ました。これはもうとにかくホワイトラインを切らせることで右辺での黒の形を良くすることが狙いです。対してUさんはすぐにラインを切らずに白H6としてきたので、私は黒H5と応じました。(下図)

120520U8.png
黒 田中(四段) 
白 U初段    白番

そして何気なくH3と取ったのが白の敗着となりました。黒F2と打ってCラインを通してきれいに逆転です。(下図)

120520U9.png
黒 田中(四段) 
白 U初段    白番

こうなるともう白にはなすすべがありません。考えた末にUさんが苦し紛れに打った白B7は盤面最悪手で、黒にはA1A2の連打も発生して勝つことが出来ました。49−15で勝利。
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2012年05月23日

Qリーグより第3戦


・Qリーグより第3戦

120520K木1.png
黒 田中(四段)
白 K木初段   白番

3回戦の相手は九州のK出さんことK木初段。何がK出さんかというと、この日は大会に15分位遅れてやって来られたのですが、聞いた話によると遅れてくるのはいつものことらしいです(汗;
ちなみに性格はK出さんとは大違いで、雰囲気としては東海ブロックのN木三段のようなオーラが出ていました。対戦前に何人かの方からK木さんはかなり強いという情報をいただいていたので、気合いを入れて且つ慎重に打てたのが良かったですね。
試合のほうは飛び出しを打つ人にとってはおなじみの上図の局面で、何故か分からないのですが白D7に打たれるような気がしたんですよね。そうしたら本当にD7に打たれたのでびっくりしました。そういえば関西選手権でN間国宝さんと対戦した時に上図の局面でC7に打たれるような気がしたら本当にC7に打たれたことがあったのを思い出したのですが、今度は上図の局面を眺めながら競馬の予想でもしてみましょうかねぇ。。。。。

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黒 田中(四段)
白 K木初段   白番

対して私は黒C8と打って上図の局面になったのですが、当然ここでは白E8と打たれるだろうと思ってその先の展開を考えていました。でもこれ考えても無理です。最善進行は黒F7の中辺横取りから、次の白F8に黒G4と再度の中辺横取り!私の辞書にはない打ち方です。。。。。。
ところで実戦ではK木さんはE7ではなく白B6と打ってきたので一気に優勢になりました。飛び出しはやっぱり怖いですねぇ。

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黒 田中(四段) 黒番
白 K木初段  

上図では最初に黒C5を考えたのですが、白にG4と打たれた場合について考えた結果、C5はやめてH3と取ることにしました。一見するとG4H4と白に連打される悪形のような雰囲気もあるのですが、白G4には次に黒D2が好手がありました。(下図)

120520K木4.png
黒 田中(四段)
白 K木初段   白番

さすがにここで白H4と打つわけにもいかず、白E2に黒H4と入れていい感じになってきました。

120520K木5.png
黒 田中(四段) 黒番
白 K木初段   

ここでは黒E1と打てばいいのに、D列が白で通っているので白G1と打たれた場合の種石を作るために黒C7と打ったのはちょっと勿体無い一手でした。白G1と打たれても黒B3の石が種石になっているので、とりあえず先に黒E1と打って次にB3の石を消されてから黒C7と打つべきでした。

120520K木6.png
黒 田中(四段) 黒番
白 K木初段   

それでも黒の優勢は動かず、上図は白がH2と打ってきたところです。私の第一感は白B2で、カウンティングしようかと思ったのですが、K木さんが左上の連打をかなり気にされてるようだったので、まぁいいやぁと黒G2に打ったのが2石損。やっぱりこういう所で損をしないような打ち方を心掛けなければいけませんね。45−19で勝利。
posted by たなか@とうかい at 22:12| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月22日

Qリーグより第2戦


・Qリーグより第2戦

120520K原1.png
黒 K原初段   黒番
白 田中(四段)

第2戦の相手は九州のデータ王、K原初段。K原さんはお話好きで、初対面だった私やRンダマンさんに九州のオセロ事情等いろいろな話をして下さって、とても為になりました。こういう人はきっと若い女の子とかに人気があるんでしょうねぇ。
試合のほうは6手目で私がヨーグルトプリン定石にしたのですが、ここでK原さんは黒F6に打ってきました。うぅ、いきなりよく分からない・・・・・(汗;

120520K原2.png
黒 K原初段   
白 田中(四段) 白番

そして迎えた上図。7手目で黒F5だった場合はこういう局面で迷わず白B6と打つのですが、実際そこからよくありがちな黒A5白D6黒E6白A4黒A2白F3と進んだ場合に、どうもF5が空きマスになっているのが嫌だったんですよね。それでつい上図では白D6と打ってみたのですが、実際に打ってから黒E6と取られると白は厳しいなぁ、と後悔してしまいました。ところがK原さんはE6ではなくC7と打ってきました。恐らくここでC7とE6という感じで2手分稼ぎたかったのだと思いますが、白B3が実現してハッキリ優勢になりました。(下図)

120520K原3.png
黒 K原初段   黒番
白 田中(四段)

そしてここでE6への種石を作るために黒C2と打ってきたので、まぁせっかくなので白E2と再度種石を消して、これはもう負けられない試合だと思いました。

120520K原4.png
黒 K原初段  
白 田中(四段) 白番

そして上図での白C1が好手で、黒はB1と取ると白E1で上辺を上手く処理されてしまうし、かといって黒F3と打つと上辺で連打されてしまいます。K原さんは仕方なく黒F1と離して打ってきましたが、こういう余裕手があると本当に楽ですよね。

120520K原5.png
黒 K原初段   
白 田中(四段) 白番

ここでは黒A5の手を消す効果を見越して白G5と打ってみました。1個空きに傷がつきますが、それ以上に良い方に効果的だったみたいです。

120520K原6.png

黒 K原初段  
白 田中(四段) 白番

そしてここでは右辺で手止まりが打てれば黒は手詰まりなので、白H3と打って勝利が決まりました。右辺に出来たウイングに対して黒G2とされても、白にはホワイトラインを通す手があって、最終的には50−14で勝利。
posted by たなか@とうかい at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月21日

Qリーグより第1戦


【コメント返し】

・ふじけんさん

序盤力は私も全然無いのですが、普段からマイナス定石を打っているおかげで劣勢時の打ち方はいろいろ工夫出来るようになってきていると思います。反面、優勢の局面を勝ちきれないんですけどね。
今度対戦する時は可能な限り最善定石で打ってみたいと思います。ブロック大会を楽しみにしていますよ〜(^o^)/

・シェリーさん

私の良さは腹の肉が厚く、大食いして、好き嫌い無くなんでも食べられるところでしょうか(泣;
こんな私でも、いつも気にかけて下さってありがとうございます。


【本文】


昨日は帰宅時間が遅くなるので帰りの新幹線の中でスマートフォンからブログを投稿したのですが、やっぱりPCでないと書きづらいですねぇ。いろいろなエピソードも交えながら書くことが出来たら良かったのですが、文字入力が大変なのでつい手抜き投稿になってしまいました。
今日から1試合ずつ試合内容について書いていきたいと思います。

・1回戦

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黒 S川3級
白 田中(四段)  白番

今回は8人での総当たり戦ということで大会開始時にすでに最終戦までの組み合わせが決まっていたのですが、九州名人のH田三段や私の対戦相手はレーティングが下位のほうの人から順番に上のほうの人にシフトしていって、最後にH田さんと私の直接対決というシナリオになっていました。出来るならこの最終戦まで全勝で行きたいとは思っていましたが、まずは結果よりも良い内容のオセロをしたいと、気合いを入れて試合にのぞみました。
初戦の相手はS川3級。人なつっこい感じの笑顔が可愛らしい好青年で、東京のH山三段がちょっと落ち着くとこんな感じになるのかなぁ、と思いました。試合のほうは上図、もしピアを公式戦で打たれたのはかなり久しぶりでした。白B4以下、特にあまり覚えていたわけでもないのですが、それらしい所に打っていく内に次第に優勢になっていきました。

120520S川2.png
黒 S川3級   黒番
白 田中(四段) 

そしてここで私が全く予想していなかった手が飛出しました。なんとビックリ!黒H2です。

120520S川3.png
黒 S川3級
白 田中(四段)  白番

白が圧倒的に優勢なのですが、ここまで来るとつい全消しされる恐怖に襲われてしまうんですよね。。。。
そんなチキンな私はここから白A3と打ち、黒A2に白H4黒H3白G6と、なんだか勿体無い手順を選んでしまいました。

120520S川4.png
黒 S川3級
白 田中(四段)  白番

一度狂った歯車はなかなか修正が難しいですね。上図では先に白D8と打って黒B8と取らせてから白H6黒H7白A5黒A6白F8と攻めれば全消し出来るところを(最初の白D8に黒B7なら62石差ですが)、先に白H6と打ってしまいました。

120520S川5.png
黒 S川3級
白 田中(四段)  白番

ここではD2への種石を消すために白H8黒G8白H1としました。左下の3個空きは先着されましたが、右上で手止まりを打って黒B8を強制し、あとは問題無く勝つことが出来ました。52−12で勝利。
posted by たなか@とうかい at 23:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月20日

Qリーグ

今日はスマートフォンからの投稿なので、コメント返しは次回にさせていただきます。

日帰りで九州のQリーグに行ってきました。前回、九州の大会に参戦したのは、まだ私が二段だった頃なのでかなり前になります。その時は、たまたま東京から遠征で参加されていたK藤さんと私を入れても6人だったのですが、今回は8人いたので7回戦の総当たりとなりました。それにしても特に示しあわせたわけでもないのに、今回もK藤さんが参加されることを知った時はビックリしましたけどね(^o^)

大会結果は7戦全勝で優勝することが出来ました。これはまた内容についてもしっかり振り返っていかなければならないですね。


今日は本当に楽しい大会でした。お世話になった皆さん、ありがとうございました〜(^o^)/
posted by たなか@とうかい at 22:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月10日

中日青空オセロ大会より5回戦



120506F田1.png
黒 田中(四段)  黒番
白 F田三段

F田三段はオセロが強いだけでなく、スポーツ万能でまさに男性としての理想像を全て兼ね備えている人です。それに比べて私自身のことを考えると・・・・・反省しきりです(泣;
さて、試合のほうはリーダーを使ったのですが、F田さんは私がリーダーを打つことを最初から予測されていたようで、ちょっとそろそろ違う手を限定して打っていこうかと思うキッカケになったかもしれません。上図での第一感は黒B3だったのですが、ここはある狙いから黒D7のほうに打ってみました。白がC8とかE8という取り方をしてきたら黒G2が強烈で、白はH1と取るしかなく、これなら黒の勝ちはゆるぎないところだったのです。しかしF田さんはそんな私の狙いを見透かしていたようで、白C7と中辺を横取りしてきました。(下図)


120506F田2.png
黒 田中(四段)  黒番
白 F田三段

こうしてC7の位置に種石を作られてしまうと、さすがにこの石を上手く消す方法も無く、かといって今度は黒C3と打つと斜め方向の石も返ってしまうので都合が悪いことになります。下辺に打つ手はちょっとだけ検討しましたが読み切れずに却下し、相手の応じ方次第ではC7の石を黒くする狙いもありだと思い、黒B5から壁を破ることにしました。白B3と打たれて下図。


120506F田3.png
黒 田中(四段)  黒番
白 F田三段

ここで黒B6と打つと白B4でD6の石まで白くなってしまい、白H2の手を消すのが絶望的になってしまうので、あえて黒B4と打ちました。すると白H2と先に打たれたばかりか、B6に打つための種石を消されてしまうという悲しい状況に・・・・・(下図)


120506F田4.png
黒 田中(四段)  黒番
白 F田三段

ここはもう中途半端に下辺を破るよりは、と覚悟を決めて黒G7と打ちました(下図)。こうしておけば白がラインを切るには白A4とちょっと打ちにくいところに打たなければならず、右下を取られるデメリットよりも左辺の形の良さを選んだというわけです。


120506F田5.png
黒 田中(四段) 
白 F田三段   白番

対してF田さんは白G1と打ってきました。F1とつけて白B1に黒B6は自然な流れでしたが、その次に白A4と打たれ、黒A6に白はA5とつけてきました。(下図)


120506F田6.png
黒 田中(四段)  黒番
白 F田三段

ここで一瞬だけ黒A7としてラインを通す手も考えたのですが、普通に打っても手数は足りていると判断してA3と取ったのが黒の敗着となりました。次の白G2が予想外の好手だったんですよね。(下図)


120506F田7.png
黒 田中(四段)  黒番
白 F田三段

これは本当に困りました。左辺をウイングにすると、今は2列が白で通っているので問題ないのですが、将来的に黒H1と入る手順になるので、そこからウイング攻めが発生してしまいます。かといって黒C8とラインを切っても白E8と再度通されてしまうと、これはもうどうにもなりません。悩んだ挙句、私が打ったのは黒F8でした。次の白H8に黒C8と打つことで、次に白がE8と打つと黒D8で白はまずいことになるため、ライン通しのためにはこうしておけば、という考えです。しかし、すでに石数で足りない状況になってしまっていることに気づいてしまいました。


120506F田8.png
黒 田中(四段) 
白 F田三段   白番

まぁ、最後のあがきでちょっとしたトラップを仕掛けてみたのですが、白D8と冷静に対処されて終わりました。29−35で敗戦。
posted by たなか@とうかい at 23:44| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

中日青空オセロ大会より勝った試合


今日は中日青空オセロ大会より、負けた5回戦以外の試合について簡単に振り返ってみたいと思います。


・1回戦

120506I崎.png
黒 I崎五段
白 田中(四段) 白番

1回戦開始時に28人(遅れて1人後から来ましたが)だったので、最初は割と級位者と当たる確率のほうが高いと思っていたのですが、組み合わせの抽選が始まってもなかなか自分の名前が呼ばれず、残り6人というところになってやっとで名前が呼ばれたものの、残っているメンバーを見るとI崎五段、E本四段、S野三段、F田三段、I本二段の5人。なんだかこういう展開はワクワクしますね。こうなったらI崎五段を引いてやるぞぉ〜と気合いを入れた結果、I崎五段のカードを一発ツモ!前回の対戦ではI崎流をしっかり受けて勝つことが出来たのですが、今回は敢えてその進行を自分から崩して飛び出しヨーグルトプリン定石にしました。
上図では黒H5の手を消すためにG7に打つかG8に打つか悩みましたが、G8に打った場合のその先の進行をじっくり読んで難解な感じだったので、G7と勝負に出たのが結果的に良かったようです。終盤で残り時間の少なかったI崎五段に石損の手が出て、55−9で勝利。


・2回戦

120506S藤.png
黒 S藤2級    黒番
白 田中(四段)

2回戦の相手は1回戦でK田初段に64石勝ちを収めたS藤2級。どうやら1回戦では対戦相手が自分の色を間違えて打って時計を押してしまったために、そのまま自分も同じ色を打ってパーフェクトになったらしいです(汗;
上図は白がかなりの優勢なのですが、ここでS藤2級が放った手はなんとビックリ!白F8!!白は私なんですけど。。。。。(汗;
この後、終盤でとんでもないポカをしてしまったために大きく石損してそれが優勝争いに大きく影響してしまいました。50−14で勝利。


・3回戦

120506K村.png
黒 田中(四段)
白 K村1級   白番

K村1級にはまだ負けたことは無いのですが、彼の対戦カードを見てびっくりしました。1回戦でS木三段、2回戦でM渕二段に勝っているではないですか。これは油断できません。
と言っている間にリーダーを打ったのですが、種を消されて泣きたいような展開になってしまい、上図は黒がG7と打ったところです。このG7は白がF6に打ってくれたら黒B1と打つことが出来るという狙いですが、F6ではなく白H7と取られるともうどうにもならないことになってしまいます。結果的にK村くんは白F6と打ってくれたので、黒B1に次の白H8が敗着となってなんとか勝つことが出来ましたが、今後は手強い相手になりそうです。42−22で勝利。


・4回戦

120506E本.png
黒 田中(四段)  黒番
白 E本四段

E本四段との対戦は飛び出しから同じような展開になることが多いのですが、この日のE本さんは裏大量を打ってきました。E本さんの話を聞いた限りではまだ裏大量は慣れていないみたいだったので、最善からちょっと外した手を打ってみたら上手く間違えてもらって一時は優勢になりました。しかし私が序盤で打ったX打ちがかなりの悪手だったらしく、上図ではかなり際どいことになっています。ここではかなり悩みました。余裕手を潰すために黒H2白H1黒G2としたのですが、そこから奇数空きを作っていく過程は打っていて良い勉強になりました。最終的には43−21で勝利。


・5回戦

5回戦のF田三段戦はまた明日あたりのブログに書きたいと思います。


・6回戦

120506S木.png
黒 田中(四段)  黒番
白 S木三段  

最終戦を迎えた段階で4勝1敗が6人になり、E本四段が石数でダントツのトップ。しかし最終戦でE本四段が敗れると私にもまだ優勝のチャンスが残っているので、もうリーダーはやめて普通にノーカングからボンド定石にしました。上図は黒のX打ちに対して白がラインを切ってきたところですが、ここで目につくのはこのまま白にA8と入られると黒B8の後に白A7・A5と連打されてしまうことです。しかしこの時の私は、あえてこの連打筋を残しておくことで白にA8を打たせるという選択肢を選んで黒E2と打ちました。実際、A8B8A7に黒H8でA5への種石を作ることで白A5を強制すると、B列はいつでも抜くことが出来るので黒にとっては悪い形ではないんですよね。最終的にB列は抜けない展開になってしまいましたが、しっかり勝つことが出来ました。39−25で勝利。
posted by たなか@とうかい at 00:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月09日

とりあえず犬山オープンから超簡単に振り返る


【コメント返し】

・シェリーさん

シェリーさんもお疲れさまでした。4回戦でシェリーさんが勝ってたら5回戦の全勝対決で私に大差勝ちしてシェリーさんの優勝が決まっていたかもしれないですね。
でもまぁ、そのうち本当に2人で全勝対決をする日が来るかもしれませんので、その時に良いオセロが出来るように精進したいと思います。東海の大会にもまた来て下さいね〜(^o^)/

・I倉三段さん

おっと、いくら寝ぼけていたとはいえ人の名前を間違ってしまう失礼は大変申し訳ないです。ご指摘ありがとうございます。
まぁ私としては名前の後の1級という級位のほうが、あの強さから考えて間違いではないかとも思うのですが。。。。(汗;


【本文】

今日は中日青空オセロ大会の前に、まずは犬山オープンの7試合を超簡単に振り返っていきたいと思います。

・1回戦

120505I垣.png
黒 I垣1級  黒番
白 田中(四段)

1回戦の相手はかなり久しぶりの対戦となるI垣1級。以前はあまり強いという印象は無かったのですが、最近になって大会の毎に少しずつ上位テーブルのほうに顔を出すようになってきています。N島八段のオセロ教室で鍛えられている効果がてきめんのようで、私としても楽しみな対局となりました。
序盤はヨーグルトプリン定石から私が知っていて違うところに置いてしまうというミスをしてしまい、まだほぼ互角のまま迎えた上図。ここで黒D7と打たれると白B7はストナーにもならないし、どうしようかなぁ、と悩んでいたところ、I垣さんは黒A6と取ってきました。ここからは比較的安全に打ち進め、42−22で勝利。


・2回戦

120505O本.png
黒 O本四段   黒番
白 田中(四段)

今回、私が四段になってから初めてO本さんに伏石をしていただきました(汗;
中盤で黒の怪しいX打ちがあって一時白が優勢になったのですが、終盤に差し掛かるあたりでこのX打ちの絶大な効果が発揮されて上図では黒の2石勝ち局面となっています。しかしこれ、黒は勝ちきるのはかなり難しいと思います。実戦でもここで打たれた黒H4が敗着となり、34−30で何とか勝つことが出来ました。


・3回戦

120505S水.png
黒 田中(四段)
白 S水三段   白番

S水くんはいつも序盤は勝てそうな期待を持たせてくれるのですが、中盤がとにかく上手くていつもやられてしまいます。この試合も、上図での白G6が何気ない平凡な手なのですが、これで黒はすっかり参ってしまいました。以下H4H5F6G5と清算してから黒H7と打つしか思い浮かびませんでした。しかしこれでは右上の5個空きを活かせず、結局善戦したものの28−36で敗戦。


・4回戦

120505M下.png
黒 田中(四段)
白 M下さん   白番

4回戦でついに念願のM下さんとの初対戦がやってきました。オセロ教室で暴言を吐かれているという噂を聞いてはいたのですが、やはりそういうことを言うだけのことはあってオセロの実力はなかなかのものです。
みみ虎から上図は黒がD7と打ったところで、まだほぼ互角といった感じなのですが、白がE6に打ちにくい形なのを利用して次にE7から攻めていこうというのが黒の狙いです。ところがM下さん、そんな私の思惑を全く考えずに自分から白E6と打ってきたので驚きました。試合には61−3と勝ちましたが、どうやら気合いでは負けていたようです。


・5回戦

120505T川.png
黒 T川二段
白 田中(四段)  白番

先週、仙台オープンの時にO清水五段から8手目敗着だと言われましたが、この日は同じセリフをT川二段からも言われました。上図での白B1、これで勝てるようになりたいです。。。。11−53で敗戦。


・6回戦

120505U野.png
黒 田中(四段)
白 U野三段   白番

ほとんど寝ていない状態でこれだけ試合をしていると、この6回戦の頃にはかなり意識が朦朧としてきました。危ないのでとりあえず変な定石は使わずに素直にノーカングにしたのですが、ノーカングの研究はほとんどしていないのですぐに分からなくなり、迎えた上図。ここは私の手番ではないですが、ここでの白の最善手がH3だなんて意味が分からないです。。。。。
まぁ実戦では他の手だったのですが、気が付いたら打ちやすくなっていて、43−21で勝利。


・7回戦

120505K納.png
黒 K納三段
白 田中(四段)  白番

ここにきて唯一の全勝、K納三段ですか。。。。あまりの眠たさに、もう深く考えずに感性でオセロをしようと決め、途中まではそれで何とかなっていたのですが、中盤以降の細かいところで読みが浅いとどうにもならなくなってきますよね。上図では白A7と左辺を取ったのですが、今こうして見ても何故こんな手を打ったのか不思議でなりません(汗;
次はベストコンディションでK納三段に全力で当たっていきたいですね。21−43で敗戦。
posted by たなか@とうかい at 00:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月06日

中日青空オセロ大会


【コメント返し】

・すぎちゃん

こちらこそいつも中部ブロックの大会に参加させていただいてありがとうございます。
あのトロフィー、確かに大きいので持ち運びが大変ですよね。優勝した人以上に運営者の苦労のほどがうかがえます。しかしながら私がオセロでゲットした中では一番大きいこのトロフィー、大切に我が家で保管させていただきますよ。誰かオセラーがうちに来る毎にみせつけておきたいと思います。

・N島四段さん

何だか帰宅時間を大幅に遅らせてしまったようですみませんでした(汗;
あの時間からだと都内を抜けるのにも渋滞が始まってしまっていたのではないでしょうか?(汗;
ギャラリーに関してはオセロに集中していたせいか全然気にならなかったのですが、最後に通りかかった人に写真を撮ってもらった時はちょっと恥ずかしかったかも・・・・・(汗;
まぁ何はともあれ楽しい大会(?)をありがとうございました。今度は公式戦でも勝たせて下さいね〜♪


【本文】

今日は地元で開催の中日青空オセロ大会に参加してきました。結果を先に書くと、

1回戦:I崎五段 勝ち
2回戦:S藤2級 勝ち
3回戦:K村1級 勝ち
4回戦:E本四段 勝ち
5回戦:F田三段 負け
6回戦:S木三段 勝ち

という感じで5勝1敗の2位でした。4回戦終了時に全勝は1人だけという感じで単独トップに立ったのですが、5回戦で何でもあった勝てるチャンスを逃してしまいました。この週末はたくさんオセロをしたので全部の試合を振り返ってブログに書くのは正直きついのですが、F田三段からはブログを楽しみにしているとおっしゃっていただいたので、この負けた5回戦についてはまた後日内容を振り返って書いていきたいと思います。

DSC_0003.JPG

この中日青空オセロ大会では優勝だけでなく3位まで記念盾をもらうことが出来ます。本当は優勝したかったと思うと残念な気持ちもあるのですが、準優勝でも記念盾がもらえる大会で良かったと、素直に喜ぶことにしたいと思います。

今日お世話になった皆様、ありがとうございました。
posted by たなか@とうかい at 22:25| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

藤枝オープン(?)と犬山オープン

昨日は藤枝オープン(?)と犬山オープンに連続で参加してきました。

藤枝では藤枝オセロクラブが主催する藤枝例会(非公式戦)が毎月3回行われているのですが、昨日の藤枝オープン(?)はそれとは全くの別物です。一昨日の夜、京都オープンからの帰途についていたN島四段がツイッターで今名古屋にいるとつぶやいたところに、私が帰り道の途中で会って一局打ちませんか?と反応したのが事の始まりでした。土曜日も仕事の予定だったのが急遽休みをもらえることになってテンションが上がっていたこともあるのですが、当日9時間後に犬山オープン参加を控えていながらも夜1時前に家を出発して新東名の上り線藤枝PAでN島四段、N海三段、I倉三段、M越1級と合流し、20分持ち6回戦を行いました。結果は4勝1敗1分で優勝(ってことになるのかな?)でしたが、N島四段に会心の内容で勝つことが出来たのが一番嬉しかったです。棋譜を取っていなかったのが悔やまれますが。。。。

藤枝オープン(?)は午前4時位に終了し、私はそのまま犬山オープンへと向かいました。とりあえず上り線のPAだったので一度藤枝岡部ICで降りて下り線に乗り直したのですが、家を出た時にガソリンがちょっとしか残っていなかったのでかなりやばい状況であるにもかかわらず藤枝岡部ICの近くにはガソリンスタンドも見当たらなかったので、まぁ掛川のSAで入れればいいだろうと思っていたら掛川はSAではなくPAでガソリンスタンドも無いという悲しい状況。さすがに浜松SAまでたどり着くのは厳しいと判断し、掛川森ICで降りてスタンドを探していたらどこも開いていなくて結局10キロ以上離れた国道1号線まで出るはめになりました。そんなことをやっている内に時間はどんどん過ぎていき、とりあえず道路が渋滞する前に少しでも犬山の近くに行っておいたほうがいいと思って眠い目をこすりながら小牧の直前にある守山PAまでたどり着き、そこで2時間弱ほど仮眠し、9時ちょっと過ぎに犬山の会場に無事到着。しかしあまりの眠さに半分オセロなんてどうでもいい、という気分になっていました。
それでも実際に試合が始まると、やっぱりオセロは面白いですね。結果は

1回戦:I垣1級 勝ち
2回戦:O本四段 勝ち
3回戦:S水三段 負け
4回戦:M下さん 勝ち
5回戦:T川二段 負け
6回戦:U野三段 勝ち
7回戦:K納三段 負け

という感じで4勝3敗でした。内容的にも面白い試合が多くて良かったです。

とりあえず今日はこれから中日青空オセロ大会に参加するので今日は簡単にこれで終わりますが、試合内容について振り返るかどうかは微妙です(汗;

そうそう、犬山オープンは優勝すると持ち回りのトロフィーがあって、私も以前優勝した時にこのブログにもトロフィーを持って写真を撮ったことがあったのですが、今度そのトロフィーが新しくなるのか何なのか分かりませんが昨日はそのトロフィーを何故かいただいてきました。家宝として家に飾っておきたいと思います。

それでは昨日お世話になった皆さん、ありがとうございました。
posted by たなか@とうかい at 06:43| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月03日

仙台オープンより第3戦

・仙台オープンより第3戦

120429Y木1.png
黒 田中(四段)  黒番
白 Y木二段

連勝して迎えた第3戦は初対戦のY木二段。第1戦の時に早く打ち終わった私はいろいろなテーブルを観戦して回っていたのですが、Y木二段のU浦四段に対する打ちまわしが見事だったので、その時の印象からかなり手強い相手だと思っていました。
試合のほうはリーダーから上図で白G6と打ってきたところ。ここでの第一感は黒B6でしたが、白F6以下どうも打ちにくそうに感じてしまい、ここで私は黒B5と打つことにしました。これで白F6なら黒A4で良し、と思ったわけです。(でも実際に黒A4だと白G4が好手で黒がかなり困るらしいですが・・・・)


120429Y木2.png
黒 田中(四段)  黒番
白 Y木二段

対してY木さんはF6ではなくA6と取ってきました。ここで黒F6と打てばいいのに、どうも白にF6に打たせてから黒G5に打つような展開をイメージしていたので、黒C6と打ちました。C6も悪い手ではないのですが、もっと柔軟な考え方をしなければと反省しきりです。


120429Y木3.png
黒 田中(四段)  黒番
白 Y木二段

そして上図は白がD7と打ったところです。この手は私の読み通りで、ここで私には狙いがありました。黒A4白A5の交換でE4にある白の種石を消し、黒D2と打って相手に手を渡すことです。(下図)


120429Y木4.png
黒 田中(四段) 
白 Y木二段   白番

まぁこのA4からの手順はゼブラさんが言うにはマイナスなのですが(最善はC8)、でも実際にここでY木さんはかなり悩んで下さったので、この手は効果覿面だったのではないでしょうか。次の白H5を見てちょっと打ちやすく感じました。

120429Y木6.png
黒 田中(四段)  黒番
白 Y木二段

ここはかなり悩みました。左下は黒からしか入れない5個空きなので上辺の11個空きで手止まりを打てば逆偶数の完成なのですが、黒C1なんて打つとブラックラインを通されそうだし、黒G2ではどうにも足りなくなりそうだし、黒B1はどうも読み切れなくて自信が無かったので、結局黒B8と取ることにしました。(下図)

120429Y木7.png
黒 田中(四段) 
白 Y木二段   白番

逆偶数を放棄してまで黒B8と打ったのには理由がありました。もしここで白がG8と打ってきたら黒B7でブラックラインを通し、白がそれを切ってきたらすかさず黒F8と打って白A8を強制した上でG1〜A7ラインが通っているのを利用してB6A7と黒が連打しようという狙いです。そんな狙いがY木さんにはミエミエだったのか白C1と絶好手を打たれて狙いを消され、とりあえずの黒D1に今度こそと白G8と打たれて下図。


120429Y木8.png
黒 田中(四段)  黒番
白 Y木二段

ここはもう黒はA7かF8の二択という感じで考えていたのですが、F8だと白A8の次の手がなかなか読めませんでした。結論を言えばその後に黒B1と打てば黒4石勝ち進行らしいのですが、ここで私は黒A7と打った場合について、恐らく次に白はG7に打ってくるはずで、黒がF8に打って白A8黒H8となった場合のある程度の進行をざっとカウンティングしまくって足りると判断、ここで黒A7と打ったのですが、これが敗着となってしまいました。


120429Y木9.png

黒 田中(四段)  
白 Y木二段   白番

ここで白が唯一勝てるのは1ヵ所のみ。Y木さんは当たり前の手を打つように簡単にその手、白G1と打ってきました。この手を打たれてはじめてまずいことに気が付いたのですが後の祭り。29−35で敗戦。


以前1度だけ参加した仙台オープンでは全勝優勝だったので、この試合で負けてついに全部のブロックでの敗戦を経験することになりました。Y木二段はその相手としてふさわしいというか、私よりもずっと強いオセラーでしたねぇ。また対戦したいです。素晴らしい対局をありがとうございました。
posted by たなか@とうかい at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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