【コメント返し】
・ふじけんさん
いえいえ、たまたま勝てましたが内容としては苦しい試合も多かったです。
再来週は3勝はしたいですねぇ(汗;
でもふじけんさんの分まで頑張ります!!
・えびさん
こちらこそありがとうございました。
K端三段の歌を聴きながら行ったのは正解でしたね。でもこういうことを書くことで他のオセラーがみんなK端三段の歌を聴きながら大会に参加するようになると、みんなが強くなってしまいそうです(汗;
再来週はお互い予選通過を目指して頑張りましょう!!
・san_no_sanさん
ありがとうございます。いえ、一番ビックリしたのは私ですから!!
子供が悪運を持っていってくれたんですか・・・・・となるともう1人産んだら世界選手権も見えてくるかもしれませんね(汗;
O田四段を目指してそっちのほうも頑張ります。。。。。
・あんにんさん
やりました\(^o^)/
私としては一次予選で6連勝したこと以上に、その日の夜にあんにんさんといいオセロが出来たことが自信につながりそうです。
【本文】
今日は一次予選の前半(主に3回戦)について振り返ってみたいと思います。
・1回戦

黒 田中(四段)
白 S野三段 白番
初戦の相手は東海ブロックの新ブロック長に就任されたS野三段。いきなりの強敵出現ですが、とりあえず2敗までは大丈夫という状況下では初戦から強い人と当たるというのはむしろ望むところでした。
序盤は裏大量から黒がかなり打ちやすいと感じていたのですが、実は上図では引き分け形勢らしいですね。しかもここでの最善手がなんと白C4!
実戦ではさすがにC4と打たれることもなく、白H2が敗着となってあとは割と打ちやすいまま終局まで打つことが出来ました。48−16で勝利。
・2回戦

黒 田中(四段) 黒番
白 O崎初段
1回戦で私とT石三段が同石数で、I崎五段の対戦相手が抽選でこの2人のどちらかが選ばれることになりました。I崎さんは理事に就任して今後あまり対戦出来ないかもしれないので、ここは是非対戦したいと念を送ったのですが、やっぱり自分の弟子がかわいいのでしょうか、T石くんのほうを引いてしまいました。そしてハズレの私はO崎さんとの対戦に。
O崎さんとはたくさん対戦しているので、いろいろと手の内がばれているようです。この試合も馬定石から中盤は苦しい展開になりました。そして上図で黒B2とX打ちを敢行したのですが、打った後で白A3とラインを通されたらどうしよう?とかなり不安になってしまいました。実際に白の最善はA3で、それでもまだ黒8石勝ち形勢のようですが結構悩ましい展開になりそうです。実戦では白A1と素直に取ってくれたので勝ちを確信することが出来ました。40−24で勝利。
・3回戦

黒 田中(四段) 黒番
白 A木五段
午前中最後の試合は、ついにきましたA木五段。ここは勝って3連勝で昼食休憩に入りたいところです。
この日の伏石は1勝5敗だったのですが、この日唯一伏石で勝ったのがこの試合でした。A木さんはいつも白を取るので私は迷わず引き分け勝ちを選択したのですが、何故かA木さんがどっちにしようか悩んでいるではないですか。まぁ結局白を選んで下さったのでホッとしましたが、かなり焦りましたねぇ。
前回は優勢の試合を終盤でひどい逆転負けにしてしまったので、その時と同じ馬定石を選択。そして迎えた上図ですが、前回はここで私はかなりの悪手を打ったんですよね。そのことがあったので、ここでの黒の最善手がG3なのは勿論知っていたのですが、A木さんは結構Book進行に詳しいイメージがあるのでかなり悩みました。それでも結局G3と打ったのですが、これが苦戦の原因になったような気がします。

黒 田中(四段) 黒番
白 A木五段
その後の白C6やD2を打つ時のA木さんの様子を見た限り、明らかにこの進行を熟知しているのは間違いないと思われたので、ここで黒B3と自分も知らない外し方をしてみました。するとA木さんも何やら考え始めたので、作戦成功かと思われたのですが・・・・・

黒 田中(四段) 黒番
白 A木五段
白にB5と打たれてみると困ってしまったんですよね。黒B4と打つと白にF3の手が発生してしまうし、かといって放置すると白にB4に打たれてしまいます。悩んだ末に白B4だけは許せないと思ったので黒B4と打ったのですが、これがかなりの悪手だったようです。

黒 田中(四段) 黒番
白 A木五段
上図は白にA5と付けられたところですが、ここでもかなり悩みました。黒A4白B6黒E7という最善進行は最初から選ぶつもりは無かったのですが、それは次に白H3と打たれるのをかなり脅威に感じていたからです。従って黒F2からの進行をいろいろと考えていたのですが、次の白E2に対して黒E1では白F1で黒はお手上げ状態だし、かといって他にいい手が全く思い浮かばず、結局黒F2と打って白E2に黒H6として手を渡してみました。すると白H3と打ってきて下図。

黒 田中(四段) 黒番
白 A木五段
こうなるともう白F1と打たせるわけにはいきませんので、先に黒F1と打ちました。どうせB6に打たれるなら先に打たせてからA4と取ろうという作戦ですね。

黒 田中(四段)
白 A木五段 白番
ここでA木さんは白A3黒A2としてから白B7と打ってきましたが、ここでは最初からB7と打つのが良いそうです。ここから形勢としては悪いけれども石数が微妙になってきました。

黒 田中(四段) 黒番
白 A木五段
上図ではもう負けを悟っていました。しかし、最後の悪あがきはしたいところです。とにかく右上からいくと黒B1を強制されて上辺を一気に抜かれるという展開にだけはしなくなかったので、それならばと悪手を承知で黒C1と打ちました。これが多分良かったのだと思います。

黒 田中(四段)
白 A木五段 白番
この局面、白がH5に打つとF7の石が白くなり、黒G7で7列を一気に抜かれるイメージをつい持ってしまいますよね。ここでA木さんは白H8→白G7という手順を選びましたが、白が勝つためには右下はH5から打たなければならなかったのです。A木さんの持ち時間がほとんど残っていなかったのが大きかったようですね。32−32で引き分け勝ちの権利を持っていたので、何とかここまで3連勝で乗り切ることが出来ました。
4回戦以降はまた明日。