2010年11月24日

年忘れオセロ大会より5回戦


101121O森1.png
黒 O森五段      
白 田中(四段) 白番

最終戦を残して全勝はO森五段と私の2人だけ。この試合で勝ったほうが優勝ということになりました。私が四段になってからO森くんにはずっと負け続けていたので、ここで今まで負けた分を取り返すつもりで気合を入れていきました。
試合のほうはいつもと同じ蛇進行。私が長いこと使っていた古いBookのゼブラではここでB3が最善だったのですが、実はB5のほうが良いということは最近知ったんですよね(汗;。ネットオセロではB5も打つことを心掛けているのですが、この決勝の舞台では経験の多いB3のほうが自信を持って打てると判断しました。

101121O森2.png
黒 O森五段      
白 田中(四段) 白番

普段の私だとここでは好んでG3と打ってきたのですが、ここは普通に一から読み直して一番良さそうに思ったところに打とうと考え、結果としてC6に打ちました。このC6は次善手らしいですが、とにかくいつもと違う展開にすることでここから一手一手を慎重に考えて打つようになったので、そう考えるとC6の効果は抜群だったのではないでしょうか。

101121O森3.png
黒 O森五段      
白 田中(四段) 白番

上図は黒がF1と打ったところ。最善手は白G3らしいですが、こんなX打ちを消してしまうような手は全く考えるに及びませんでした。私が打ったのは白H5。この手以降、C8〜H3ラインとD8〜H4ラインでの駆け引きが面白くなってきます。黒はD7と打ってきて下図。

101121O森4.png
黒 O森五段      
白 田中(四段) 白番

ここで普段の私だったらあっさり白C8と打ってしまうところですが、黒にE8と抜かれてしまうとかなり打ちづらく感じたので、それならばと白E8に着手しました。

101121O森5.png
黒 O森五段  黒番     
白 田中(四段)

ここでO森くんは黒F7と打ってきました。試合後の検討で、私はここで黒B5と打たれるのが嫌だったという話をしたのですが、ゼブラの評価値ではF7のほうが良いらしいです。黒B5には白G8が好手になるようなんですね。また見当違いのことを言ってしまいましてすみません・・・・・(汗;


101121O森6.png
黒 O森五段      
白 田中(四段) 白番

ここは左辺が黒から手をつけにくい形なので、白G7と勝負に出ました。以降H4G8H8H7と一本道で下図。

101121O森7.png
黒 O森五段  黒番    
白 田中(四段) 

ここでO森くんは最初に黒B7を考えていたようですが、B7B6A6B1B5A5という進行の後にA2と打たれていたら私には正確に対処出来る自信が全くありません。実戦ではここで打たれた黒B6を見て、まず負けは無いだろうと思いました。

101121O森8.png
黒 O森五段      
白 田中(四段) 白番

白G7と打った時からすでに将来的に白B1と打って黒C1白G1とする手順は見えていたので、ここでB1を実行しました。計算外だったのは白G1とした時に斜めが返らず、右上がハイパー偶数になってしまったことです。

101121O森9.png
黒 O森五段      
白 田中(四段) 白番

しかしここでの白A7が好手で、これで普通に偶数形に戻してきっちり41−23で勝つことが出来ました。O森くんには過去に何回か勝ったこともあるのですが、内容的にもしっかり勝負になった試合はこれが初めてなので嬉しかったです。
posted by たなか@とうかい at 23:47| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月23日

年忘れオセロ大会より4回戦


【コメント返し】


・S.Kawabataさん

ありがとうございます。この日の私はKawabataさんに負けない位、熱いオセロ魂で燃え上がっていました。最近は川越に行ってもお会い出来なかったですが、また対戦よろしくお願いします〜♪


【本文】

今日は年忘れオセロ大会から4回戦を振り返っていきます。


101121E本1.png
黒 田中(四段) 
白 E本四段  白番

残り2試合で全勝は私とE本四段、O森五段の3人。石数の関係で私とE本四段が対戦することになりました。4回戦が始まる前に昼食休憩で時間があったので、今年1月に新春オセロ大会でE本さんに負けた試合の棋譜をチェックして対策を立てておいたんですよ。そしてその時と同じように私が黒を持って飛び出しから上図になったのですが、前回ここでH5に打ってきたE本さんは今回D6のほうを選択しました。やはり付け焼刃的な対策は無駄に終わることのほうが多いようですね。

101121E本2.png
黒 田中(四段) 
白 E本四段  白番

野いちごは私もよく使う定石ですが、E本さんはここで最善ではなく白B4と打ってきました。これは私もメガハウスオープンの準決勝の時に白番で使った進行ですが、黒の時は私もこっちに打たれるほうが嫌なんです。この進行についてはさらなる追跡調査をしておきたいと思いました。

101121E本3.png
黒 田中(四段) 黒番 
白 E本四段  

上図で黒が優勢を保つことの出来るのは3箇所。B6、B8は普通として、あと1ヶ所は黒C1です。このC1、確かにこの時に打つ気はありませんでしたが、ネットオセロだったら打ってみたい手でしたねぇ。

101121E本4.png
黒 田中(四段) 黒番 
白 E本四段 

そしてこの局面でG2と打ち込むにあたって、白G7なら黒D1でいつでもラインを切れるので良し、白G8なら黒H8として白H1なら黒G7、白G7ならラインを通し返して良し、白B7だと黒A8B8と連打出来るものの白にも右上から入り込まれて難しそうだけれども右下で3連打は無いし左辺からやすっていけば足りるだろうという読みをしていました。ところが実際に白G7と打たれてみるとこれがなかなか難しいんです。とりあえずということで黒D1と応じましたが、これが逆転の悪手だったようです。(下図)

101121E本5.png
黒 田中(四段) 
白 E本四段  白番

では何故この黒D1が悪手なのでしょうか。それは白E1黒G1としてから白A7という単独C打ちの絶好手が発生してしまうからです。黒にはこのA7を咎める手が存在せず、どう頑張っても6石負けになるようです。
実戦ではその魔法のような手順に気付かれず、白A6と打ってきたために黒B7と再度ラインを通し返して助かりました。

101121E本6.png
黒 田中(四段) 黒番 
白 E本四段 

上図は白がH2と打ってきたところ。これは普通にH1と取ってから白G1に黒B2とするほうが良かったみたいですね。今こうしてブログを書きながら冷静に盤面を見るとすぐにそのことに気付くのですが、この試合中はいかにここで連打して逆偶数を作るかということばかり考えてしまい、全然気がつきませんでした。実戦では上図から黒H8白G8として下図。

101121E本7.png
黒 田中(四段) 黒番 
白 E本四段 

ここはかなり悩みました。黒にとって最悪なのは、白にブラックラインの途中に傷を入れられてから左下を連打されることです。それを避けるためにはどこに打てばいいのか、考え抜いて出した結論は黒A3でした。しかしこれは4石損の悪手。この時点で白2石勝ち形勢になっていました。(下図)

101121E本8.png
黒 田中(四段) 
白 E本四段  白番

しかし、ここで打たれたA7が白の敗着になりました。B7が白くなったためにラインのケアが要らなくなって、黒B5と打てるようになったのが大きかったです。そして白A5に黒B3と打つことで白はA4に打てなくなりました。(下図)

101121E本9.png
黒 田中(四段) 
白 E本四段  白番

ここで白A2と打ってきましたが、白はB1と打って強引に白A4を狙うほうが良かったようです。白A2に対して黒A1と取るとB1B2と白に連打されるかな?と一瞬思いましたが、白B1の時に黒H1とすることでB2とG2を見合いに出来たおかげで最後は上手く逆偶数を駆使して勝つことが出来ました。41−23で勝利。
posted by たなか@とうかい at 21:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月22日

年忘れオセロ大会より1〜3回戦


【コメント返し】

・でっぱさん

ありがとうございます。今回は私が伏石したのが3回戦だけで、格上の人達に勝って優勝出来たのが嬉しいです(^O^)

・えびさん

こちらこそありがとうございました。次に暴走牛を打ってもまだ遅くありませんよ〜♪

・newkさま

ありがとうございます。次は京都例会で優勝したいです!!


【本文】


今日は年忘れオセロ大会より、1回戦から3回戦までを振り返っていきたいと思います。


・1回戦

101121S山1.png
黒 田中(四段) 黒番   
白 S山五段

1回戦の相手はかつて世界選手権でS山旋風を巻き起こしたS山御夫妻の奥様、S山五段。藤枝例会や静岡例会では対戦したことがあるのですが、公式戦では初めてになります。お互いに怪しげな序盤から迎えた上図でかなり悩みました。最善手は黒A3で、その手も考えたのですが読みきれませんでした。ここで私が着手した黒G3は悪手らしいのですが、この手を打つに至るまでの過程ではかなり先を読んだつもりだったんですよね。黒G3に対して白は多分H3と打ってくるので、そこからG4H5C2B3D1C1F2として黒良し(しかしゼブラでは白はC1と取らずA6で白優勢らしいです)、もしも白がH3でなくてG4に打ってきたら黒H3以降右辺に黒のウイングを作って白に手を渡し、下の壁を破らせて黒良しと考えていました。実戦では白G4と打ってきたので2番目の手順で進んで下図。

101121S山2.png
黒 田中(四段)    
白 S山五段  白番

こういった壁を破る局面って難しいですよね。ここでは白C7と打つと黒D7には白D8で白が優勢になります。最初の局面でここまで読むことが出来ないと世界は見えてこないのでしょう。しかし実戦ではここで白A6と打ってきたので助かりました。


101121S山3.png
黒 田中(四段)    
白 S山五段  白番

そして上図での白B3がボスコフになってしまい、黒A7で一気に決まってしまいました。48−16で勝利。


・2回戦

101121N尾1.png
黒 田中(四段) 黒番    
白 N尾六段 

N尾さんとの対戦は大抵私が黒番になるので、この日もみみ虎定石を打つつもりでいました。そして対局が始まったのですが、棋譜を取っていたN尾さんは私が打つと私の手を書くのと一緒に次の自分の手を記入してから打っていたので、私は持ち時間を少しでも有効に使うためにN尾さんが打った後にすぐ着手し、N尾さんが棋譜を書いている時間で私も棋譜を書くということをしていました。しかし、そのためについ何も考えず無意識の内に上図でC4と打ってしまったんですよね。習慣というのは恐ろしいものです。仕方無いのでリーダーにしたのですが、このN尾さんの棋譜の取り方が今回の私の優勝を導いて下さったようです。

101121N尾2.png
黒 田中(四段) 黒番    
白 N尾六段 

上図は白C2と外してきたところ。私はこのBookは知らなかったのですが、うっかり黒D2と応じてしまうと白F7で次が難しいのと、将来的に黒A6と打った時に斜めが返らないようにしておきたいことから、ここでは黒G6と打ち、次の白F7に対して黒E8として優勢になりました。

101121N尾3.png
黒 田中(四段) 黒番    
白 N尾六段 

ここは非常に悩んだ場面です。黒はH列に着手出来ないので5列に種石を作りたいのですが、黒F2とした時の白の応手候補があまりに多過ぎるんですよね。しかしC1と打つわけにもいかなさそうなので結局はF2と打ち、白E2と打ってきたので黒H5として手ごたえを感じました。次の白H6に黒A5と余裕手を使えるのが大きかったです。

101121N尾4.png
黒 田中(四段) 黒番    
白 N尾六段 

そしてここは慎重に読んでからG7と打ちました。この試合は私の良い部分がたくさん出た好局だったように思います。42−22で勝利。


・3回戦

101121N屋1.png
黒 Eび二段   黒番    
白 田中(四段) 

3回戦は私としてはちょっと苦手意識の強いEび二段が相手でした。Eびさんとも公式戦での対局は初めてで、そのことが今回はしっかりとした読みにつながったように思います。
上図は白がF1と打ったところで、黒は切り返せないのでG1C1B1B5という手順で一本道と思っていたところ、EびさんはG1ではなくH3と打ってきました。白C1と取って、もうこの試合は落とせないと思いましたねぇ。

101121N屋2.png
黒 Eび二段       
白 田中(四段) 白番

上図は黒H6と打ってきたところで、このH6は予想していた手。ここは放置してもいいかなと思いつつ、やっぱり勿体無いので白H2としたのが好手だったようです。

101121N屋3.png
黒 Eび二段       
白 田中(四段) 白番

そしてここで白A1と取り、黒がすぐにB1としてきたので白A2A3の連打が成立して完全に決まってしまいました。55−9で勝利。

posted by たなか@とうかい at 22:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月21日

年忘れオセロ大会優勝!


【コメント返し】

・だぼさん

こちらこそありがとうございました。まぁこれだけ大会でよく会うようでしたら対戦の機会もすぐにやってくると思います。是非、最終戦トップ席で打ちましょう〜(^o^)/


【本文】


今日は地元静岡の年忘れオセロ大会に参加してきました。結果はというと・・・・

・1回戦 S山五段  勝ち
・2回戦 N尾六段  勝ち
・3回戦 N屋二段  勝ち
・4回戦 E本四段  勝ち
・5回戦 O森五段  勝ち


ということで5戦全勝で優勝することが出来ました。これで公式戦での優勝は9回目になりますが、東海ブロックでの優勝は浜松アリーナオセロハンディ戦の2回だけだったので、ハンディ無しでの地元優勝は今回が初めてになるんですよね。それだけに喜びも大きいです。

特に3回戦以降、トップテーブルでデラックスオセロ盤を使っての試合でしたが、今までデラックスオセロ盤での勝率がかなり悪かったのも今回で一気に改善されました。


試合内容について振り返る作業は最近さぼり気味でしたが、今回は優勝したのでしっかり書いていきたいと思います。

今日参加された皆さん、ありがとうございました。


posted by たなか@とうかい at 19:19| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月15日

川越88オセロ&順位戦


昨夜は川越のネットカフェで高梨八段の優勝戦をじっくり観戦させていただきました。改めて優勝おめでとうございます!滝沢九段、佐々木七段、谷澤五段、みなさんの御活躍も素晴らしかったです。3日間の素敵な夜をありがとうございました。

さて、今朝は寝不足ではありましたが午前中の88オセロ大会から参加してきました。結果は88オセロが2勝1敗で2位、川越順位戦は4勝2敗の3位。大会で勝ち越したのはかなり久しぶりのような・・・・・(汗;

88オセロでは盤が3つしかないのに8人いて、K島理事とK地支部長が参加を見送るということになったのですが、2試合終わった時点で全勝は田中無級と田中無級の2人。決勝で負けてしまいましたが、なかなか88オセロは面白かったです。グランドオセロよりもこちらのほうが私には向いているのではないかと思いました。

そして川越順位戦のほうですが、1回戦は指名対局制度があったおかげで、ついに私が四段になってから初めてのKしあん三段との対戦が実現しました。

101114_125056.jpg


あこがれのKしあん三段に伏石は出来たものの、試合のほうは2−62で完敗。実力の差を痛感しましたねぇ。

そして4回戦が終わった後でポケットにあるはずの財布が無くなっていることに気付き、オセロどころではなくなってしまいました。でもみなさんが「見つけたら1割もらえる!」とか言いながら探してくれたおかげで無事、私が見つけることが出来ました。財布の中の金額を数えたら19万9937円あったので、危うく2万円が出ていくところでした(汗;

まぁそんなことよりも、とにかく財布が見つかって安心したのか、2勝2敗から残りの2試合はおおらかな気持ちで打つことが出来たのか、連勝で締めくくりました。

試合内容については明日以降にでもまた振り返ってみたいと思います。88オセロの棋譜は取っていませんが、決勝戦だけはどこかに棋譜が掲載されるようなので今から楽しみにしています。

今日お世話になった皆さん、ありがとうございました。
posted by たなか@とうかい at 00:23| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月13日

もう1つの世界選手権へ!


【コメント返し】

・aishiさん

今度大会で当たった時には、対局前に喫茶マウンテンのメニューをaishiさんに見せると効果的なようですね(笑)

・uedaさん

すごいですね〜!登頂成功おめでとうございます!!
私も20代位までの頃だったらどんなに困難でも立ち向かっていったのかもしれませんが、この歳になるとあきらめが早くなってしまうんですよね(泣;
機会があったら一緒に行きたいです〜♪


【本文】

世界選手権もいよいよ最終日ですね。昨年の決勝の夜は、翌日に水戸で行われたもう1つの世界選手権(?)に参加するために決勝は水戸のネットカフェで観戦したのをつい先日のように思い出します。

そして今回ですが、明日川越で行われるもう1つの世界選手権(?)に参加するために、川越のネットカフェで観戦する予定です。頑張れ我らがジャンプくん!!

88オセロのほうは何人集まるのかなぁ。。。。。。
明日参加される皆さん、よろしくお願いします。
posted by たなか@とうかい at 16:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。