2009年04月01日

たった一手の悪手〜メガハウスオープン第5戦

【コメント返し】

・すりっぱさん

やっぱりいつも同じ手しか打てないと行き詰ってしまいますよね。昨年あたりから自分の打ち方に限界を感じていたので、今年は方向転換ということでヘボ定石をいろいろと打つようになって成績がガタ落ちしましたが、こうして報われることがあって本当に嬉しかったです。
いつかすりっぱさんに勝てるように、さらに手を広げていきたいと思います〜♪

・わし(TOT)さん

さすが、わしさんは勝負師ですね。私もそういう姿勢を忘れないようにしたいです。わしさんにヨーグルトプリンを打ってみたい・・・・・・

・newkくん

newkくんと当たった時は2文字変換作戦で○○3級と思って打つようにします。。。。

・リンダマンさん

すみません。地元大会参戦の時はお知らせしますので、どうぞよろしくお願いします。でも何だかリンダマンさんとは、またどこか遠いところで対戦するような気が・・・・・(汗;
ちなみに今週末日曜日の山梨オープンが私の四段デビュー戦&大会参加100回記念になるのですが、リンダマンさんもいかがでしょうか?


【本文】

昨日のブログには4回戦で勝てば昇段確率75%と書きましたが、ここまで全勝の4人の中ではどう見ても私が一番弱いので気合がさらに高まっていきました。二段の権利は5回取っている私ですが、勝てば三段という三段リーチは今回が初めて。その5回戦の相手はK納三段。こういうプレッシャーのかかる対局では、下手に先入観に捕らわれることのない初対戦の相手で良かったのかもしれません。伏石で負けて引き分け勝ちの権利を取られたので、今回は白を選んでみました。

090329K納1.png
黒 K納三段  
白 田中(二段) 白番

序盤は野いちごからよくある最善進行で、上図は黒がA6と打ったところです。私はその一手前の白E7でBOOKが切れていたのですが、ちょうど先日まで行われていたコブラチャンピオンシップでもここまで同じだった進行の試合があったので、どうしてその先を研究しておかなかったのだろうかと後悔していました。K納さんも同じタイミングで長考が入ってから打ったA6だったので今度は私が考える番です。そして打ったのが白G6。どうやら次善手で、そんなに悪くはなかったようでした。その後黒B6白C6となって下図。

090329K納2.png
黒 K納三段  黒番
白 田中(二段)

ここでは黒にG5と打たれるのが一番嫌だったのですが、K納さんはE2のほうに打ってきたので、すかさず白G5と打って少し楽になりました。さらに黒E1白C1と進み

090329K納3.png
黒 K納三段  黒番
白 田中(二段) 

ここは上辺を放置してくれたら助かるなぁと思っていたら黒C7と打ってきたので、白G1と取ってはっきり優勢を感じました。

090329K納4.png
黒 K納三段  
白 田中(二段) 白番

ところがそこはまだ打ち方の甘い田中二段。この局面でこの試合唯一の悪手を打ってしまいました。白H3です。この局面では最初に白H4を考えたのですが、H3でも右上の形から判断して問題ないと思ったのです。しかしこの時点で黒2石勝ち形勢になっていました。

090329K納5.png
黒 K納三段  
白 田中(二段) 白番

そして黒がF7に打って迎えた上図。正しい形勢判断が苦手で自分が優勢だと思っていた暢気な私は、ここで最初に白B7を考えました。しかし黒B8と打たれるとどうも難しく、A8C8以下左側はたくさん取れても右上の1個空きと3個空きでボロボロにされそうだと判断、そこで上図ではB列が全部黒いので白C8と打ちました。これで黒がB2でもB7でも連打出来るだろう・・・・・・・あれっ??

090329K納6.png
黒 K納三段  
白 田中(二段) 白番

K納さんはB2のほうに打ってきたのですが、上図を見てみると白B1に打つとラインを通されて確実に負けなのが分かって青ざめました。いくら考えても良い手がみつからず、仕方なくA1と取ることにしましたが、この白A1もその前の白C8も最善手だったようです。A1以下B1A2H1A3A4A7と必然の進行で下図。

090329K納7.png
黒 K納三段  黒番 
白 田中(二段)

ここで多分ホワイトラインが通っていることが気になったのだと思いますが、H2と打ってきたのが黒の敗着となりました(下図)。

090329K納8.png
黒 K納三段  
白 田中(二段) 白番

H2と打たれた瞬間は負けたと思いました。ここでH4と入り込むと黒G2でごっそり持っていかれ、しかもH8G7白パスの次に黒B7と打たれた時にブラックラインとH2〜C7ラインが全部黒で通っているためにどうにも足りません。半ばあきらめて白G2と打った場合についてカウンティングをはじめたのですが・・・・・・・あれっ?
白G2に対して黒がH4と打つとF6の石が黒くなって白G7でホワイトラインが通るではないですかっ!となると黒はH4には打ってこないでG7もありえないからB7に打ってくるはず・・・・・とそこで色々なラインの状態をイメージして、もしやという思いを確信に変えて白G2に気合と共に打ち込みました。そして予想通りの黒B7で下図の盤面に。

090329K納9.png
黒 K納三段  
白 田中(二段) 白番

昇段する時はこういう幸運というものも必要なんだと改めて実感しますね。ここで白B8と打つことで石をガッポリ取ることが出来るのと同時に4列が全部白になって最後にH8H4と連打された時に横の石が返らないのがとっても大きかったのです。これで33−31とギリギリの勝利なのですから、まさにオセロはドラマです。念願の三段昇段を決め、あとは四段と優勝をかけて決勝戦を迎えることとなりました。
posted by たなか@とうかい at 21:57| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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