2007年11月07日

川越順位戦より第6戦

・川越順位戦より第6戦


  A B C D E F G H
1++++++++
2++●●++++
3+○●●○+++
4○○○○○○++
5++○●●●++
6++○○++++
7++++++++
8++++++++ 

黒 田中(初段) 黒番 
白 Tオル二段

さぁ、4勝1敗で初めての2段昇段リーチである。しかしここで相手がTオル二段。公式戦では初めての対戦だが、アフターでは勝ったことがない。この時点で全勝はN村二段ただ一人。N村二段が大差で敗れるとTオルさんにも優勝のチャンスがあるねぇという話を周りでしていたのだが、一応私にだってそういう可能性が無いわけではなかった。まぁ実力的にはみんなTオルさんが勝つと思っているんだろうなぁ、と思うとかなり気合が入ってきた。
さて、上図は虎の最善進行だが、もうここでBook切れ。確かG3かD7だったよなぁ、と根拠の無い間違った記憶を頼りに着手を考えた結果、G3に打つとF6E6と連打されてしまうのでD7に打った。これは悪手だったのだが、白もC7と悪手でお付き合いしてくれたので黒有利で進む。


  A B C D E F G H
1++++++++
2○+●●○●++
3○○●○○+++
4○○○●○○○+
5+●●●●○++
6++●○○●++
7++○●++++
8++++++++ 

黒 田中(初段) 黒番 
白 Tオル二段

ここで黒F7としたのだが、G6から攻めたほうが良かったようだ。白A5と取られてみると黒A6に打てないのがちょっと痛い。


  A B C D E F G H
1+++++●++
2○+●●●●++
3○○●●○○++
4○○○●○○○+
5○○●○○●++
6○○○○○●●+
7++○○○●++
8+++○○+++ 

黒 田中(初段) 黒番 
白 Tオル二段

ここでは黒G5白G3の交換を入れてからF8と打つべきで、実戦では直ぐにF8と打ったために白H6と取られて困ってしまった。


  A B C D E F G H
1+++++●++
2○+●●●●++
3○○●●●○○+
4○○○●○○○+
5○○●○○●●+
6○○○●○●○○
7++○○●●++
8+++○○●++ 

黒 田中(初段) 黒番 
白 Tオル二段

左下の5個空きには手をつけたくないし、右辺で手を渡されたくない、ということで黒H4は必死の抵抗。するとここで白G8と取ってきた。ここは左下で4手打つチャンスとばかりB8で勝負に出る。(下図)


  A B C D E F G H
1+++++●++
2○+●●●●++
3○○●●●○●+
4○○○●●●●●
5○○●○○●●+
6○○○●○●○○
7++●○●○++
8+●+○○○○+ 

黒 田中(初段)
白 Tオル二段 白番

狙いとしては黒はここからB7に打ち、白がA8に入ったら黒はC8と入り、白はA7にも入ることが出来ないというもの。しかしここでTオルさんは黒B7を阻止するために白E1とブラックラインを通してきた。難しい局面ではあるが、この白E1は引き分け形勢で、白はE1ではなくB1が最善だったようだ。E1に対し黒D1と取って(下図)


  A B C D E F G H
1+++●●●++
2○+●●●●++
3○○○●○●●+
4○○○●○●●●
5○○●○○●●+
6○○○●○●○○
7++●○●○++
8+●+○○○○+ 

黒 田中(初段)
白 Tオル二段 白番

ここでのH3が白の敗着となった。黒H5に白G2と再度ブラックラインを通しても、黒にはG1という手が残っているのだ。私がG1を打った時にTオルさんは
「たなかさん、そんな手打てるんだ〜!」
と驚いていたが、左下でB7を打つ構想で進めて来た以上当然の一手であった。


  A B C D E F G H
1++○○○○○○
2○+○○●●●●
3○○○●○●●●
4○○○●●●●●
5○○●●○○●●
6○○●●○○○○
7+●●○●○○+
8+●+○○○○+ 

黒 田中(初段) 黒番
白 Tオル二段 

そして最後の長考の場面。結論から言ってしまえば黒H8で20石勝ちなのだが、私は石数なんてもうどうでも良かった。勝ちさえすればいいのだ。いや、引き分けでも2段昇段だからいいのだ。とにかく間違いのないように、私はまず黒A7で勝つことが出来るか必死のカウンティング作業に入る。白C8なら黒A8で文句なし勝利なので白は絶対にA8に打ってくる。そしたら黒C8で白はパス。黒H8で白はH7、黒B1で白はA1だと損なのでB2に打ってくるはず、そして最後に黒A1と取って・・・・・足りてる!!いやいや、まだ時間はあるからもう1回数えなおしてみよう、途中で変な斜めの返しで見落としていないだろうなぁ、A7だろぉ、A8でC8で、うんうん、大丈夫だよなぁ、で、H8でこの石のところまで斜めが返って、B1の時はここまでで、えーと・・・・・よし!やっぱり勝ってる!!万が一数え間違ってて1個少なくても引き分けなら昇段だし、あー、でももう1回数え直してみようかな、・・・・
という感じで慎重に慎重なカウンティングの後に勝ちを確信してA7に着手。最後A1と打った時には本当に手が震えていた。そして祈るような思いで盤面の石を数え・・・・・


  A B C D E F G H
1●●○○○○○○
2○●○○●●○●
3○○●●○○●●
4○○○●○●●●
5○○●○●●●●
6○●○●●●○○
7○○●●●○○○
8○●●●●●●● 

(終局図)


黒33石!!
勝った!!!
二段だ!!!!!!!!!

ということで、これが初段としての最後の対局になったのであった。
posted by たなか@とうかい at 23:13| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。