・1回戦

黒:田中四段
白:N村三段 白番
リーダーから白優勢で試合は進んだのですが上図での白E8が悪手で、黒D8で逆転しました。42−22で勝利。
・2回戦

黒:Y川初段 黒番
白:田中四段
ヨーグルトプリンから優劣不明の形勢で進んで迎えた上図。Y川くんは黒G2と打ってきたのですが、次の白C6に対して黒には良い応手が無く、黒E8以降差が開いていきました。放置しても白はG1に打てない形なので温存したほうが良かったようです。51−13で勝利。
・3回戦

黒:田中四段 黒番
白:I島七段
ねずみから際どい局面が続いて迎えた上図。ここで黒G8と打ったのが2石損の分着で、次の白H7が私には全然見えていなかった好手でした。32−32で引き分け。
・4回戦

黒:S藤四段
白:田中四段 白番
バッファローから途中、私がある形を嫌って定石とは違うところに打ったのですが、その後の進行で私が打ったその手がなぜ良くないのかすぐに分かりました。しかし結果的にはこの手がS藤くんの思考を狂わせたようで、上図は黒がH3に打ったところですが白G7と応じて一気に優勢になっていました。左辺をさばいた時には黒は詰んでいて、そのままやすって47−17で勝利。
・5回戦

黒:田中四段 黒番
白:Iずみ四段
リーダーで始まって上図。ここは黒A2と取るべきで、実戦の黒F7は左辺で白に2手稼がれてどうにも苦しい展開になりました。最後はとにかく石(餌?)をたくさん取る攻撃に遭ってしまい、どうやっても足りませんでした。25−39で敗戦。
・6回戦

黒:田中四段
白:K林二段 白番
この試合もリーダーで、上図でK林さんは白A4と打って上辺を山にする作戦に来ました。しかし結果的にこれが悪手だったようで、その後黒にもミスが出たものの51−13で勝利。
・7回戦

黒:O江二段 黒番
白:田中四段
飛出しヨーグルトプリンから苦戦しつつ迎えた上図。ここで黒G2と打ったのが逆転の悪手で、白H1以降何とか33−31で勝つことが出来ました。黒はA7から白B7を強制させて黒H7とするのが唯一の勝ち筋らしいですが、私にもこれは打てません。。。。
・8回戦

黒:T見六段
白:田中四段 白番
牛定石から白優勢で迎えた上図。ここで白G7から黒H7白G8黒G8と清算したことで分け形勢になり、次に白H2と取ったことで逆転されました。上図では白A2が唯一の勝ち筋で、A2に打つといずれ左上を黒に連打されるのが分かっているだけに打ちづらい手でしたねぇ。30−34で敗戦。
・9回戦

黒:D辺二段
白:田中四段 白番
野いちご定石のよくある進行から始まり、迎えた上図。ここで必死のカウンティングで白B1黒B2白B7とすれば最低でも引き分けにはなることは確認していましたが、他に何か良い手はないか必死に探すものの残り時間が1分を切ってきました。終盤はカウンティングで何とかするというプレイスタイルの私にとって未カウントの手を打つのは勇気が必要でしたが、思い切って白A7に打ち込み、何とか37−27で勝つことが出来ました。
・10回戦

黒:田中四段 黒番
白:S木1級
ねずみから自分でも打っていて勝負を決め損ねるひどい手を連発してしまい、迎えた上図。そういえば前回水戸に来た時にこのような形で黒A3と打てなかったという試合があったことを思い出し、この試合ではキッチリ打つことが出来ました。63−1で勝利。
・11回戦

黒:田中四段
白:I島七段 白番
本家ヨーグルトプリンから黒優勢で迎えた上図。ここでI島さんは「7方向返し!」と言いながら白F4と打ってきました。左斜め下方向にも種石があれば8方向全部返ったので勿体無いような気がしますが、例えばC7の石が白だったりしていたらこのF4の手で黒は負けてしまうので怖いところです。この試合では左下に種石が残ったので44−20で勝つことが出来ました。
・12回戦

黒:Iずみ四段
白:田中四段 白番
蛇定石から白優勢で迎えた上図。ここで私は白H3と打つ勇気がなくて、本来なら打つのにもっと勇気を必要とする白B7に打ちました。何とかこれでも足りていて良かったです。34−30で勝利。
・13回戦

黒:S藤四段
白:田中四段 白番
最初の対戦では変なバッファローで勝てたので、今回も同じ進行を選択。しかしやはり勝負の世界は甘くありませんでした。しかも上図で打った白E1が大悪手。黒C1に白D2と打とうと思ったら・・・・斜めも返ってしまうではないですか!仕方なく白B3と打ったものの、結局あとは何も出来ずに27−37で敗戦。
・14回戦

黒:O江二段 黒番
白:田中四段
岩崎流から上図では互角の形勢ですが、ここで打たれた黒C8が悪手でした。ここは黒A4から白A2黒B7というウイング攻めをするべきであって、7列を黒一色にしてしまったので次の白F2に対して黒には有効な手がありませんでした。36−28で勝利。
・15回戦

黒:田中四段 黒番
白:Y川初段
リーダーから劣勢で迎えた上図。もう黒には盤面で勝ちはないのですが、白の残り時間は40秒を切っていました。ここは黒G2と打ったほうが白には選択肢が増えると判断し、次の白F1を打つのにちょっとだけ時間をかけてしまったY川くんは57手目で針落ちとなりました。内容としては完敗でした。
・16回戦

黒:田中四段 黒番
白:T見六段
コンポスの最善進行なのですが、そもそも私は23手目のB4と打つ最善手があまり好きではないので、この進行を知らないんですよね。ここで黒C7と打つと白B6と打たれるのが嫌で、それならばと黒B6と打ったらT見さんに変な顔をされました(汗; まぁ結局この手が敗着となって26−38で敗戦。
・17回戦は不戦勝
・18回戦

黒:田中四段
白:N村三段 白番
リーダーから上図での白B4が大悪手。普段はこんなひどい手を打つ人ではないので、かなりお疲れだったようですね。37−27で勝利。
・19回戦

黒:S木1級 黒番
白:田中四段
牛定石から上図での黒G4が悪手で、白B6以下、石数はあまり稼げませんでしたが安全に44−20で勝利。
・20回戦

黒:K林二段 黒番
白:田中四段
これも普通の牛定石からずっと苦しい展開で迎えた上図。ここで黒H7と打たれたらまずいと思っていたのですが、打たれたのは黒B6。白A2と応じて勝負は決してしまいました。46−18で勝利。
改めて19試合を振り返ってみて、やはり後半になるほどみんな疲れてきてるんだなぁというのが棋譜からも伝わってきました。でもこの耐久戦、病み付きになりそうですね。静岡でもこんな大会があるといいなぁ。。。。
posted by たなか@とうかい at 23:50|
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